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ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:22:03.55 ID:MUdRYz7B0
キョン「はいはい」
ハルヒ「よいしょっ……」
キョン「ハルヒは軽いなぁ」
ハルヒ「ちょっと、ちゃんと腕を廻しなさいよ! 落ちちゃうじゃない」
キョン「わかってるよ」


みくる「……ど、どういう状況ですか!?」
古泉「まあ、コトの経緯はおいおい説明するということで……」
長門「…」


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:27:22.68 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「あたしはその卵焼きが食べたいわ! ほらキョン」
キョン「ほら」
ハルヒ「あーん」
キョン「うまいか?」
ハルヒ「美味しいわね! さすがあたし!」
キョン「そうだな」

古泉「なにを思ったか、涼宮さんが突然……キョン君に告白したらしいんです」
みくる「……それをキョン君がOKした?」
長門「そう」
古泉「すると何故か、こんなベタベタな関係に」
みくる「ひゃぁぁぁ///」

ハルヒ「キョンもあーんってしなさいよ」
キョン「あーん」
ハルヒ「……な、中々楽しいじゃないの! 恋人っていうのも」
キョン「おう、そうだな。色々とおかしいけどなこれは」
ハルヒ「ほら今度はから揚げ。 あーん」
キョン「そらよ」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:30:52.43 ID:MUdRYz7B0
キョン「……邪魔だハルヒ。腕を退けろ」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「休み時間毎にこう引っ付かれるとだな、少し鬱陶しい」
ハルヒ「いいじゃない! それが恋人なんでしょ?」
キョン「……いいけどもだな」

谷口「な、なんだあれは……なんだあれは!?」
国木田「うわぁ。いいなぁキョン」
谷口「あああ、あれは涼宮なのか!? 現実かこれは!?」
国木田「とうとう結ばれたのかぁ。あの二人」
谷口「なんでお前はそんなに冷静なんだよ……うわぁっ」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:33:57.30 ID:MUdRYz7B0
キョン「退けハルヒ。立ち上がれない」
ハルヒ「どこに行く気よ!」
キョン「喉が渇いた。ジュース買いに行く」
ハルヒ「あたしも!」

ハルヒ「キョン! これにしなさい! この大きいの!」
キョン「なに? みかん……いいけど、大きいなそれ」
ハルヒ「いいじゃない。二人で飲むなら丁度いいわよ」
キョン「……あのなぁハルヒ」
ハルヒ「なによ?」
キョン「……なんでもない」

ハルヒ「んぎ……開かない! 開けてキョン!」
キョン「はいはい」
ハルヒ「キョンが先に飲んでいいわよ! あたしは後からでいいわ」
キョン「いやそういわずに、ほら」
ハルヒ「……そう? あー」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:42:17.80 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「さぁ帰るわよキョン! デートするのデート!」
キョン「ん? 部室には行かないのか?」
ハルヒ「何言ってるのよ! 放課後デートってのは高校生の憧れなんでしょ?」
キョン「しかしなぁ……今日は疲れた」
ハルヒ「いいわけしない! ほら行くの!」

キョン「今日は勘弁してくれよ」
ハルヒ「気合が足りないわね……それでもこのあたしの彼氏!?」
キョン「嫌なら別れるか?」
ハルヒ「え……」
キョン「!! う、嘘だ! 嘘だよハルヒ。別れない別れない」
ハルヒ「び、びっくりさせないでよ! ……ちょっと悲しくなったじゃない」
キョン「ごめんな。そんな早々別れるわけないだろ? 大好きだよハルヒ」
ハルヒ「!! あ、あたしも! 大好きキョン!」
キョン「うん」

谷口「…」イラッ
国木田「…」イラッ
長門「…」イラッ
古泉「…」イラッ
みくる「はぁ……」キュン


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:46:48.91 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「ねぇキョン! あれやりたい! あれ!」
キョン「あれ?」
ハルヒ「ほらあれ……前の二人」
キョン「……あぁ、こうか?」
ハルヒ「うんうん!」

ハルヒ「いいわねこれ。普通に手を繋ぐよりもドキドキするわ」
キョン「恋人つなぎって言うんだっけなこれ」
ハルヒ「丁度いいわね!」
キョン「でもなハルヒ。こういうのは別に言わなくても……勝手にすりゃいいのに」
ハルヒ「今度からそうするわ! ほらキョン、あれ何かしら?」
キョン「ん? おぉ、なんだあれ」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:48:46.66 ID:AxojeaAiO
鬱スレになりそう…w


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:51:42.87 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「……満員電車は好きじゃないわ」
キョン「好きなやつは居ないさ。仕方ない」
ハルヒ「…」

キョン「だから言ったじゃないか。こんな朝早くから行ってもいいことないぞって」
ハルヒ「いいじゃない。ちょっとでも長くキョンと居たかったの」
キョン「……素直だなぁ」
ハルヒ「それが恋人って言うんじゃないの?」
キョン「まあ極端な話はな。ハルヒはなんだその……素直すぎる」
ハルヒ「……じゃあどうすればいいのかしら? キョンとはまだまだしたいことや行きたいトコが沢山あるんだけど」
キョン「うーん」
ハルヒ「…」
キョン「……まあいいか。このままで」
ハルヒ「いいのね? じゃあこのままよ!」
キョン「おっと、揺れるな……危ないからしがみついてろよハルヒ」
ハルヒ「いいわねそれ!」
キョン「もぞもぞすんな」
ハルヒ「ふふっ、なんで最初からこうしなかったかなあたし……」
キョン「ん?」
ハルヒ「なんでもない!」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:57:42.97 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン見て! ポニーテール!」
キョン「え?」
ハルヒ「……なによその反応。好きなんでしょこれ?」
キョン「おう、大好きだ」

ハルヒ「じゃあもっと感情を表に出しなさいよ!」
キョン「お前みたいにか? 難しいな」
ハルヒ「…」
キョン「……あのなハルヒ、ちょっとここ座ってみろ」
ハルヒ「?」
キョン「元に戻すぞ」
ハルヒ「え? あ、こら! ……せっかくやったのに」
キョン「あのなハルヒ。確かに……俺はポニーテルが大好きだ」
ハルヒ「じゃあなんで、」
キョン「ハルヒがそれにするとだな、その……可愛すぎる」
ハルヒ「!」
キョン「だからなんだ……学校じゃやめてくれ」
ハルヒ「?」
キョン「説明しないとわからないか? ……嫌なんだよ。可愛いハルヒをさ、見られるのが」
ハルヒ「……あ! わかった! うん、じゃあしない!」
キョン「うん」
ハルヒ「独裁欲が強いのねキョンは」
キョン「それだけお前が好きだってことさ」
ハルヒ「あたしも!」

朝倉「……刺しちゃっていいかなぁ? 長門さん?」
長門「個人的には」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 02:59:31.68 ID:DeU5h2QR0
なんか逆に鬱スレに見えてきた
俺も刺していいと思う


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:04:17.43 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン!」
キョン「はいはい」

ハルヒ「ねぇねぇキョン?」
キョン「ん?」
ハルヒ「膝枕して?」
キョン「いいぞ」
ハルヒ「……うーん」
キョン「どうした」
ハルヒ「案外首が痛いわね」
キョン「横を向けばいいんじゃないか?」
ハルヒ「それじゃキョンの顔が見えないじゃない」
キョン「嫌なのか」
ハルヒ「嫌!」
キョン「……あぁそうか。足を伸ばせばいいんだ」
ハルヒ「そうね! そうして?」
キョン「ほら」
ハルヒ「……まだ痛いわ」
キョン「うーん、大人しく座るだけじゃいけないのか?」
ハルヒ「いいわそうする! 試したかっただけだからね」
キョン「おう、そうしろ」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:10:01.69 ID:MUdRYz7B0
みくる「いいなぁ涼宮さん。ラブラブですね」
ハルヒ「当たり前じゃない! ねー、キョン?」
キョン「……そろそろ俺が殺されそうだな」

みくる「段々と慣れてきましたけど、まだドキってなっちゃいます」
ハルヒ「変なのみくるちゃん」
キョン「いや、おかしいのはハルヒのほうだ」
ハルヒ「な、なによキョンまで……」
キョン「お前、部室に居る間ずっと俺の膝に座ってるじゃないか」
ハルヒ「だってそうしたいんだもん」
キョン「限度ってものがな」
ハルヒ「うーるーさーい」
キョン「……まったく」
みくる「うふふ、可愛いなぁ」
ハルヒ「あ、そうだキョン? お姫様抱っこってのをしてみてよ!」
キョン「あのなぁハルヒ。あれはお前が思ってる以上に疲れるんだぞ?」
ハルヒ「気合を入れなさいよ!」
キョン「……まったく。よっと」
ハルヒ「! 高い高い! いいわ、そのままよキョン!」
キョン「……やっぱ軽いなハルヒ。ご飯ちゃんと食べてるのか?」
ハルヒ「食べてるわよ!」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:17:20.77 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「合宿よキョン!」
キョン「はいはい」

ガチャ
ハルヒ「キョン!」
キョン「なっ」
キョン妹「ハルにゃん待ってー」
ハルヒ「一緒に寝るわよキョン!」
キョン「なっ……男女別の部屋にするって言ったのはお前だろ……何言ってるんだ」
ハルヒ「そう思ったけど折角同じ屋根の下にキョンが居るんだもの!」
キョン妹「一緒に寝るの? ハルにゃん」
ハルヒ「丁度いいわね! 妹ちゃんも一緒に寝よっか?」
キョン妹「寝るー」
キョン「…」

ハルヒ「いいわね! 親子みたい!」
キョン「こんな時までうるさいのなお前」
キョン妹「ねぇハルにゃん? キョン君のこと好きー?」
ハルヒ「大好き!」
キョン妹「モテモテだねキョン君?」
キョン「……お前はもう寝なさい」

古泉「はは、僕がココで超能力を使えたら……全部消し飛ばせるんですけどねぇ?」
ハルヒ「うるさい古泉君!」
キョン「……ごめんよ古泉」
古泉「あはは。あははは」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:21:09.32 ID:DeU5h2QR0
最近いいキャラの小泉に良く出会う


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:21:39.97 ID:GFIXx2AGO
古泉wwwwwwwwwwwwwwww

やっちまえ


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:25:09.06 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「ちょっと……起きなさいよキョン」
キョン「……んん……どうしたハルヒ」

ハルヒ「…」
キョン「なんだ? トイレか?」
ハルヒ「ち、違うわよ」
キョン「?」
ハルヒ「……目が覚めちゃったから呼んだだけ」
キョン「そうか」
ハルヒ「ごめんねキョン?」
キョン「いいよ」
ハルヒ「妹ちゃん、ぐっすり寝てるわね」
キョン「昼間あれだけはしゃいだからな。まだ子供だし仕方ない」
ハルヒ「……手繋いでもいい?」
キョン「おう」
ハルヒ「……ふふっ、なんだか幸せね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「キョン、あたしのこと好き?」
キョン「あぁ、大好きだよハルヒ」

古泉「…」ガンッ!
ハルヒ「?」
キョン「寝返りじゃないか? 気にすんな」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:26:05.27 ID:hkiFKjJq0
よくわかるぞ古泉wwwwwwwwwwwwww


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:34:44.05 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「妹ちゃん抱っこしてもいいかな?」
キョン「起き……ないか。いいんじゃないか?」

ハルヒ「子供っていい匂いするのよ?」
キョン「そうなのか? ……うーん」
ハルヒ「わからない?」
キョン「どうだろうな」
ハルヒ「可愛いわね、妹ちゃん」
キョン妹「んん……」
ハルヒ「あら、ごめんね?」
キョン妹「んー」
キョン「……ハルヒもいい匂いするよ。多分」
ハルヒ「え? ほんとに?」
キョン「おぅ」クンカクンカ
ハルヒ「ちょ、やめてよ。くすぐったいよキョン」
キョン「……もっとこっち寄れって」
ハルヒ「うん」


ピリリr
みくる「あ、古泉君からメール……サンポール? 台所にあるんじゃないかな?」
長門「無視して。あなたの番」
みくる「はぁい。あ、出雲を買い占めましたね? 狙ってたのに」
長門「基本」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:42:38.09 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「おはようみんな!」
キョン「朝から元気だなハルヒ」

ハルヒ「なによ。皆、眠そうね」
みくる「ふぁぁ……たまにやるゲームって面白いですねぇ」
ハルヒ「朝までやってたのアレ?」
長門「九十九年は基本」
ハルヒ「よくやるわね」
キョン妹「いっぱい寝たよー」
ハルヒ「そうね。すやすや眠ってた!」
キョン「俺も意外とぐっすり眠れたぞ」
古泉「死ねよ」
キョン「え?」
古泉「何がですか?」
キョン「いや、今なんて」
ハルヒ「さぁキョン! 海よ海! この間買った水着、ちゃんと持ってきたんでしょうね!?」
キョン「あぁ、ハルヒのセンスは中々だったからな」
キョン妹「砂山作ろうよー」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:43:55.38 ID:8kok1Bet0
長門さんw


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 03:44:06.10 ID:oYB0Vf0Z0
死ねよワロタwwww

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 03:44:08.31 ID:aXj/1FMfO
小泉wwwwww


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:44:31.58 ID:2fkGQjVs0
そろそろ古泉がキレる頃wwwwwww


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:48:48.98 ID:MUdRYz7B0
鶴屋「ハルにゃんキョン君に告白したんだってねー!」
キョン「え? あ、あぁ。そうですね」
鶴屋「めがっさビックリしたよ!」
キョン「俺が一番ビックリしましたよ。多分」

鶴屋「あれ、今日はハルにゃんはいないのかい?」
キョン「長門と朝比奈さんと出かけてます」
鶴屋「そうかいそうかい!」
古泉「はは、キョン君のおかげで我々の仕事もなくて……楽にはなりましたね」
キョン「時々お前が怖いけどな」
鶴屋「仕事?」

ガチャ
ハルヒ「ただいまキョン! 寒かったわ!」ギュー
キョン「おかえり……っと。抱きつくな。冷たい」
ハルヒ「だから寒かったの!」ムギュー
キョン「はいはい」
鶴屋「うはー! これは……ハルにゃん最高っさ!」
ハルヒ「えぇ?」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:54:00.70 ID:MUdRYz7B0
古泉「…」パチ
キョン「…」パチン

ガチャ
ハルヒ「キョン!」ムギュー
キョン「うわっ」
ハルヒ「ねぇキョン! 面白い物見つけたわ! 一緒に着いてきて!」
キョン「あーもー、オセロやってたのに」
ハルヒ「いいから行くのー!」スリスリ
キョン「わかったからほっぺ攻撃やめろ」

バタン

古泉「…」
古泉「……こういうとき、どういう顔をすればいいんでしょうね」
長門「笑えばいいと思う」
古泉「あなたが言いますかそれを」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 03:59:23.30 ID:MUdRYz7B0
古泉「そんなわけで、少し機嫌が良すぎまして」
キョン「それでもダメなのか? うむ……わかった」

ハルヒ「キョン抱っこよ! 座ったままで抱っこするのよ!」
キョン「嫌だ」
ハルヒ「いいからしなさいよ!」
キョン「嫌だって言ってるだろ。もう少し普通にしろハルヒ」
ハルヒ「……ご、ごめん」
キョン「…」
ハルヒ「ごめんね、キョン……」
キョン「うう、嘘だハルヒ! さぁこい! 抱っこでもなんでもしてやるぞ!」
ハルヒ「! へ、変な嘘つかないでよねバカキョン! それっ!」


古泉「あはは、どうすればいいんでしょうね僕は」
長門「あなたは休むべき。でないと、私達にも危険が及ぶ」
みくる「お茶はいりましたよ?」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:00:05.76 ID:2fkGQjVs0
もはやこのスレの主役は古泉wwww


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:04:09.65 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン、マフラーしてきたわ!」
キョン「なんだその報告は」

ハルヒ「こっち来なさいよ!」
キョン「……まさかお前」
ハルヒ「あれ、難しいわね……こうかしら?」
キョン「狭い。近い」
ハルヒ「んー、それに動きにくいわね……変ね、もっと楽なのかと思ってたわ」
キョン「それは多分、マフラーが短いからいけないんじゃないか?」
ハルヒ「あ、それもそうね! まあいいわ、今日はこれで!」
キョン「歩きにくいって」
ハルヒ「歩かないでいいわよ。座っていましょうよ!」
キョン「……まあ、いいか」
ハルヒ「それキョン」チュッ
キョン「や、やめ、やめろハルヒ//」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:11:43.52 ID:MUdRYz7B0
鶴屋「今日もラブラブかい!?」
ハルヒ「もちろん!」ムギュー
キョン「……苦しい」

鶴屋「うはー。やるなぁハルにゃん」
キョン「毎度毎度ひっついてきて、鬱陶しいですけどね」
ハルヒ「え? ほんとに?」
キョン「……嘘だよ」
鶴屋「あはは! 羨ましいなぁ!」

ハルヒ「キョンも抱っこ上手くなったわね! 椅子に座ってるのと変わらないわ!」
キョン「そりゃこれだけ毎日座られたらな」
鶴屋「むー、ちょっと嫉妬してきたっさ! みくる!」
みくる「ふぇ?」
鶴屋「……は胸が邪魔!」
みくる「ふぇぇー」
長門「…」
鶴屋「丁度いいのを発見したさ! それっ!」
長門「……重い。あなたはそこに座るべきじゃない」
鶴屋「こっちも対抗するのさー!」ギュー
長門「…」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:12:44.52 ID:2fkGQjVs0
鶴長wwwwwテラ斬新wwwwwwwwwww


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:16:53.57 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「むっ、負けてられないわよキョン!」
キョン「なんの勝ち負けだよ」
鶴屋「こっちも負けられないのさ!」

ハルヒ「あたし達のラブラブを見せ付けてやるのよ!」
キョン「無茶を言うな。これ以上なにをしろと」
ハルヒ「キョン! いつもの!」
キョン「いつもの? ……あぁ」ナデナデ
ハルヒ「♪」
長門「足に違和感を感じてきた。あなたはそこから退いたほうがいい」
鶴屋「むむ、これは……む!」
長門「…」
鶴屋「ほらほら、アレをやっておくれよ!」
長門「…」ナデナデ
鶴屋「う……あ、アゴ……そこじゃな……にょろろ」
長門「…」ナデナデ


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:33:27.22 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「や……やるわね!」
鶴屋「負けないにょろ! あたしとゆっきーもラブラブだにょろ!」
長門「そんな事実はない」

ハルヒ「こうなったらキョン! アレよ!」
キョン「今度はなんだ……あぁ、アレか」
ハルヒ「さぁ!」
キョン「よ……っと」
鶴屋「な、なんと……っ!?」
ハルヒ「お姫様抱っこよ! これは有希にはできないでしょ!?」
長門「…」
鶴屋「ま、負けないにょろ! ゆっきー抱っこだ!」
長門「する必要がない」
鶴屋「……ダメなのかい?」
長門「…」ムギュゥ
鶴屋「おおっ!」
キョン「な……」
ハルヒ「な、なんですって!?」
長門「……その顔は反則」
鶴屋「おおっ! さすがゆっきー! 中々にマッチョだにょろ!」
キョン「いや、多分そんなんじゃ……」


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:36:00.91 ID:2fkGQjVs0
ちゅーだ!ちゅーしかない!


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:43:28.21 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「まずいわよキョン! 中々手ごわいわこの二人!」
キョン「まあ……いいじゃないかこの辺で」
ハルヒ「……こうなったら……本物の愛を見せ付けるしかないわね」
キョン「え? う、嘘だろハルヒ?」

ハルヒ「あむ」カプ
キョン「!!」
鶴屋「おおっ!?」
みくる「きゃっ!? す、涼宮さん//」
長門「…」
ハルヒ「…」チュゥゥ
キョン「む……ん」
ハルヒ「……ぷは! どう!? さすがにコレはできないでしょ!?」
キョン「お前、あの、あぁもう//」
鶴屋「むむ……」
長門「…」
鶴屋「ど、どうするゆっきー!?」
長門「そもそも対抗することに意味を感じない」
鶴屋「にょろ……ここまでかー」
長門「だけど、嫉妬という感情は残った」
鶴屋「んぇ?」
長門「…」チュム
鶴屋「んむ!?」
キョン「!!!!!!!」
ハルヒ「えぇっ!!!!???」
みくる「うわぁぁぁっ///」
長門「…」チュイー
鶴屋「にょ……にょー//」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:51:22.84 ID:MUdRYz7B0
長門「……ぷはっ。……これ以上は酸素を欠乏させる」
鶴屋「ふぃ……さ、さすがだよゆっきぃ……//」
ハルヒ「キョ、キョン! 次の手を考えるのよ!!」
キョン「まま、待てハルヒ。俺はもう状況を飲み込めない」

ハルヒ「だ、だらしないわね! なによキスの一つぐらいで!」
キョン「違う! だってお前……あの、あの長門がだぞ!?」
長門「…」ナデナデ
鶴屋「にょろ……も、もうどうにでもしてくれだにょろん……」
キョン「……だめだハルヒ。これは俺たちの負けだ」
ハルヒ「負けてないわよ! あたしとキョンの方がラブラブなの!!」
キョン「そうじゃない。俺達はなんだ……開けちゃいけないモノを開けてしまったんだ」
ハルヒ「……た、確かに……うぅ///」
長門「…」ナデナデ
みくる「ひゃぁぁっ///」

長門「…」
鶴屋「きょ、今日はここまでにしておくにょろ!」
ハルヒ「そそ、そうね! ね! キョン!」
キョン「お、おう。なにも見ていない。何も見てないぞ俺は!」
長門「…」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 04:57:43.23 ID:JppglqX/0
古泉大丈夫なのかwww


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 05:10:45.41 ID:MUdRYz7B0
長門「…」
キョン「な、なぁ長門?」
長門「…」

キョン「この間の、その」
長門「…」
キョン「……すまなかった。あの……なんていうか」
長門「気にする必要はない」
キョン「そ、そうは言ってもだな」
長門「私は気にしていない」
キョン「え?」
長門「…」

ガチャ
鶴屋「めがっさ!」
キョン「あ、鶴屋さん」
長門「…」
鶴屋「ゆっきー! 遅くなってごめんっさ!」
長門「かまわない」
キョン「え? え?」
長門「……結果には、満足できている。気にすることはない」
キョン「……ええっ!?」

古泉「百合ってやつですね」
キョン「……大変なコトをしてしまった気がする」
古泉「そのまま後悔して死ねばいいんですけどね」
キョン「!?」
古泉「あはは。冗談ですよ。あははははは」


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 05:13:31.27 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン!」ムギュウ
キョン「……座ってる時に抱きつくな。顔に……当たる」
ハルヒ「そんなことより、これ!」

キョン「?」
ハルヒ「駅前に新しく出来た喫茶店のチラシよ!」
キョン「え? そんなの出来たのか」
ハルヒ「恋人同士で行くと、ほらこんなジュースが貰えるのよ!」
キョン「うおっ、なんだこの……漫画みたいだな」
ハルヒ「丁度こういうのしたかったのよ! 行くわよ!」
キョン「……こんなので力を発揮しやがって」
ハルヒ「?」
キョン「いや、なんでもない。行くかハルヒ」
ハルヒ「うん!」

ハルヒ「変な店だったわね!? オープンしたばっかりだったのにあたし達しか居なかったわ!」
キョン「そ、そうだな」
ハルヒ「もしかして……宇宙人とかなのかしら!? あの店員!」
キョン「さぁな」
ハルヒ「これは調査しないとね! 暫くは通うわよ。もちろん二人っきりでね!」
キョン「あぁ、なんとなく予想してたよ」
ハルヒ「ほらキョン! 恋人つなぎよ! アレじゃないと落ち着かないわ!」
キョン「元気だなハルヒは。ほら」



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 12:50:43.61 ID:MUdRYz7B0
キョン「zzz」

ガチャ
キョン妹「キョン君ハルにゃん来たよー」
ハルヒ「キョン! 朝よ、起きなさい!」
キョン「うっ! ……重い……退けハルヒ」
ハルヒ「そうじゃないでしょ!」
キョン「朝っぱらからお前は……おはようハルヒ」
ハルヒ「おはようキョン!」チュイ
キョン妹「あー、ハルにゃんキョン君にちゅーしたー」
キョン「! いい、妹の前でおまっ!」
ハルヒ「いいじゃないの! おはようのキスは基本なんでしょ!」
キョン「この……あぁもう、わかったよ。起きるから退け」


169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 12:59:31.59 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン野球! 野球するわよ!」
キョン「唐突だな」

ハルヒ「あんたピッチャーしなさいよ」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「あたしがキャッチャーするから」
キョン「……あれか、女房役ってやつか」
ハルヒ「そうね! まあ……そんなことしなくてもあたしはキョンの……ね!」
キョン「それはいいけど、ピッチャーは嫌だな。特にハルヒがキャッチャーなら尚更だ」
ハルヒ「! なっ、なによそれ!? あたしじゃ投げられないっての!?」
キョン「そうだよ」
ハルヒ「…」
キョン「あのなハルヒ。お前が思ってる以上に、キャッチャーってのは危ないんだ」
ハルヒ「だからなによ!」
キョン「それにお前に向かって球を投げるなんて、危なくてできるわけないだろ?」
ハルヒ「え?」
キョン「ハルヒに怪我なんてさせたら、俺が辛くなる。大人しくベンチで座ってろ」
ハルヒ「あ、キョン……うん! そうする! じゃあ頑張ってね!」ムギュー
キョン「はいはい」

古泉「バット借りますね」
みくる「ふぇ? まだ古泉君の打順じゃ……どこ行くんですかー」


171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 13:09:33.46 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン! ポッキー買ってきたわ!」
キョン「……予想通りの展開になるんだろうな」

ハルヒ「あーん」
キョン「あむ」
ハルヒ「…」ポリポリ…
キョン「…」
ハルヒ「……到着!」チュイーン
キョン「あぁ。満足かハルヒ?」
ハルヒ「もう一回よ!」
キョン「ほらあーん」
ハルヒ「今度はキョンから!」
キョン「はいはい……」ポリポリ…


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 13:13:38.47 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「! キョン!」
キョン「ん? おわっ!?」

ハルヒ「さすがね! ナイスキャッチ!」
キョン「お前、危ないだろ! 階段を飛び降りるな」
ハルヒ「ちゃんとキョンがキャッチしてくれるって信じてたわよ」
キョン「そういう問題じゃないだろ……足を絡めるな。歩きにくい」
ハルヒ「このまま抱っこで部室まで連れて行きなさいよ!」
キョン「やりたい放題だな……よいしょっと」
ハルヒ「進めキョン!」ムギュー

鶴屋「…」
長門「きて」
鶴屋「めがっさ!」ピョン


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 13:39:55.67 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「キョン! ……いない」
みくる「あれぇ、遅かったですね涼宮さん」

ハルヒ「キョンどこ行ったの?」
みくる「トイレじゃないですか?」
ハルヒ「もー」
みくる「ふふっ、はい。お茶どうぞ」
ハルヒ「ありがと」
みくる「キョン君大好きですね?」
ハルヒ「大好きよ!」
みくる「あらー。素直ですねぇ」
ハルヒ「今まで言えなかった分、全部伝えるの! そうするとね……スッキリするのよ」
みくる「よかったです。告白して正解でしたね」
ハルヒ「みくるちゃんのおかげよ? アドバイスしてくれて、ありがと!」
みくる「いえいえ」

ガチャ
キョン「あ、ハルヒ」
ハルヒ「! どこ行ってたのよ! 寂しかったじゃない!」
キョン「トイレぐらい行かせてくれよ」


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 14:03:26.08 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「なによ、今日は誰もこないわね」
キョン「そういう日もたまにはあるんじゃないか」

ハルヒ「みくるちゃんは家の用事とかで、古泉君はバイト」
キョン「長門は鶴屋さんと……うっ、まだ現実味がしないなあの二人」
ハルヒ「まあいいわ。キョンと二人っきり!」ムギュー
キョン「わかったから落ち着け。学校で歯止めがきかないと……凄いことになる」
ハルヒ「エロキョン!」ムギュー
キョン「……わかっててやってるのかそれ」

ハルヒ「一度やってみたかったことがあるのよね」
キョン「なんだ」
ハルヒ「キョン!」
キョン「だからなんだよ」
ハルヒ「呼んでみただけ!」
キョン「……いいなそれ」ナデナデ


182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 14:15:39.32 ID:MUdRYz7B0
ハルヒ「お花見よお花見! 近くの公園が満開だったわ!」
キョン「こんな時期に……お前の仕業か」
ハルヒ「え?」

ハルヒ「キョンあーん」
キョン「あむ」モグモグ
ハルヒ「よく噛んで食べなさいよ!」
キョン「わかってるよ。食べるから、メシ食ってるときぐらい膝から降りろ」
ハルヒ「それがお花見の醍醐味じゃないの! なに言ってるのよ」
鶴屋「ゆっきーも食べるにょろ! スモチ!」
長門「…」モグモグ

古泉「やれやれ。なんとも平和な光景ですね」
みくる「zzz」
古泉「あははははは」


183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 14:17:21.23 ID:b9H32qJ/0
古泉wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 14:21:38.79 ID:SZhAImjU0
古泉が壊れるww


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:11:06.86 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「寒いわね」
キョン「そうだな」

ハルヒ「ちょっと、こっち」
キョン「?」
ハルヒ「このコート着なさいよ」
キョン「いいけど、何故室内で?」
ハルヒ「それを着て、あたしの後ろに座りなさい!」
キョン「…」

ハルヒ「いいわね! ぬっくぬくよ!」
キョン「狭い。近い。息苦しい」
ハルヒ「いいじゃない! あたしは幸せよ!」
キョン「……我が道を行くなお前は」



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:15:27.16 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「何度席替えしても、あたしはキョンの後ろになるのね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「たまには前に座ってみたいわ」
キョン「ん? じゃあ次の時間、席交換してみるか?」

ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「やっぱり嫌! キョン、あんたはこっち!」
キョン「っと、なんだ急に」
ハルヒ「あたしが前じゃ視界にキョンが入らないじゃないの! 背中もなでなでできない!」
キョン「そんなことしてたのかお前……」

ハルヒ「ねぇキョン! 白髪あるわよ白髪!」
キョン「抜くなよ……いてっ! 抜くなって!」


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:20:27.65 ID:05nKr+TH0
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「ん」
キョン「なんだお前、眠いのか」
ハルヒ「昨日眠れなかったのよ。眠いわね」

ハルヒ「それに電車って、足元から暖房が出てるじゃない? これは……反則よ」
キョン「あったかいよな」
ハルヒ「そうだわキョン! 寝る!」
キョン「まあそれはいいけど、なにを思いついたんだ」
ハルヒ「キョン枕よ!」
キョン「……?」
ハルヒ「丁度誰もいないわ。寄りかかるから腕を廻しなさい!」
キョン「はいよ。なんというか、もっとこう……自然にできないものかねそれ」
ハルヒ「zzz」
キョン「早いなおい」


204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:27:56.55 ID:05nKr+TH0
キョン妹「キョンくーん。ハルにゃん来たよー」
ハルヒ「風邪ひいたって? 看病しに来たわよ!」
キョン「……いっきしっ!」

ハルヒ「熱あるの?」
キョン「あぁ。うつるとアレだ。帰れって」
ハルヒ「嫌よ! なんのタメに学校休んだと思ってるのよ!」
キョン「……そうだよな。この時間にお前がココに居るのはおかしいよな」
キョン妹「ハルにゃんずる休み?」
キョン「あとなんでお前も居るんだよ」
キョン妹「学級閉鎖!」
キョン「……流行ってるなぁ」
ハルヒ「おかゆ作るわ! 台所に行きましょう妹ちゃん!」
キョン妹「いくー」


206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:33:58.61 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「あーん」
キョン「あー……あっつ!」
ハルヒ「あ、ごめん!」フーフー

ハルヒ「大丈夫?」
キョン「あぁ。大分、楽になったよ」
ハルヒ「なにかしてほしいことあるなら、言いなさいよ?」
キョン「おぅ。でもなんだ……大丈夫だよ。別に帰っても」
ハルヒ「嫌よ! 折角来たんだもの、もう少し居るわ!」
キョン「…」
ハルヒ「キョンの体調次第では泊まって帰るわよ!」
キョン「そ、それは俺の体調が万全な状態ってことを過程してなのか?」
ハルヒ「なっ……エロキョン!」ナデナデ
キョン「…」

キョン「…」
キョン妹「ハルにゃん強いねー」
ハルヒ「妹ちゃんも中々やるわね! もう一度勝負よ!」ピコピコ
キョン「学校サボってなにやってるんだお前」


207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:38:38.33 ID:05nKr+TH0
キョン妹「もう寝るよ? ハルにゃん泊まっていくの?」
ハルヒ「えぇ! キョンになにかあったら大変だからね!」
キョン妹「じゃああたしも一緒に寝るー」
ハルヒ「ダメよ! 風邪、うつっちゃうじゃない!」
キョン「むー」
キョン「いやおい、お前まさか俺の布団で寝る気じゃ、」
ハルヒ「え? そうだけど?」
キョン「…」

ハルヒ「キョンのジャージ大きいわね。スースーするわ」
キョン「仕方ないだろ。じゃあ制服で寝るのか? というか、マジでうつっても知らんぞ?」
ハルヒ「平気よ。第一、あんたもう元気じゃない」
キョン「……なにしに来たんだお前」
ハルヒ「看病しに来たに決まってるじゃない!」
キョン「…」


208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:40:20.13 ID:SZhAImjU0
す、素直なハルヒなんて、、なんて、、、


209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:42:18.81 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「zzz」
キョン「そして俺より先に寝るのか」

ハルヒ「zzz」
キョン「……可愛いな」
ハルヒ「んんっ」
キョン「……隣に妹が居なければな……いつのまに潜り込んできたんだこいつは」
キョン妹「くかー」
キョン「…」
ハルヒ「zzz」
キョン「おっかしいなぁ。俺は風邪ひいてたんだけどなぁ」ナデナデ
ハルヒ「んー……キョン……キョーン」
キョン「はいはい」


211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:52:30.71 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「あったかいコーヒー買ってきたわ!」
キョン「? お前コーヒー嫌いじゃなかったか?」

ハルヒ「えぇ。しかもブラックよ!」
キョン「意味がわからないな」
ハルヒ「まあいいから飲みなさいよ」
キョン「……苦い」
ハルヒ「あたしも!」
キョン「ほら、零すなよ」
ハルヒ「んっ……うぇー」
キョン「あったくて苦い、最強の飲み物だな」
ハルヒ「甘いのほしいわよね?」
キョン「ん? あぁ、そうだな」
ハルヒ「あげるわ!」チュイーン
キョン「……これが目的か」
ハルヒ「ほらほら! おかえしは?」
キョン「…」チュムーン

古泉「…」ベキベキ
みくる「ひゃぁぁ、スチール缶が……ひゃぁぁっ」



212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 16:58:53.39 ID:vmatKZ/60
古泉wwwwwwwwwwww


224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 17:40:40.61 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「キョーン」ムギュウウ
キョン「…」

キョン「ハルヒはすぐにくっついてくるな」
ハルヒ「なによ、いいじゃない!」
キョン「甘えんぼさんか?」
ハルヒ「わからないわね! 本能に従った結果?」
キョン「俺にひっつきたいってか」
ハルヒ「キョンに触れてると安心するのよ!」
キョン「そうか。なら仕方ないな」
ハルヒ「もっと早くから告白してればよかったわね」
キョン「まあ、それはそれでいいじゃないか」
ハルヒ「さぁキョン! 駅まで手を繋いで行くわよ! もちろんむぎゅーって繋ぐやつ!」
キョン「はいはい」


258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 19:57:38.02 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「あたし、前に言ったわよね」
キョン「?」

ハルヒ「あたしだって所詮、沢山居る人間の中の一人にしかすぎないって」
キョン「あぁ、言ってたな」
ハルヒ「こうやってキョンと幸せな時間を過ごしてても、それは全く一般的な時間にしかすぎない」
キョン「おう」
ハルヒ「だけど……キョンと手を繋げるのはあたしだけなのよね?」
キョン「ん? どうだろうな、妹ともたまに繋がされるかもな」
ハルヒ「そうじゃなくて、こうよ! この繋ぎ方!」
キョン「…」
ハルヒ「お互いの意思が重ならないと、指と指が重ならないでしょ?」
キョン「まあ確かに、一方的には難しいかもな」
ハルヒ「そういうわけであたしは、世界で唯一キョンと手を繋げる人間なの!」
キョン「俺もそうだ。ハルヒのたった一人の恋人ってやつか」
ハルヒ「ふふっ、そう考えるだけでドキドキするわ! いいわね恋人って!」
キョン「そうだな」


262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:02:35.35 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「でもさでもさ」
キョン「なんだ?」

ハルヒ「あたしが告白しなきゃ、あんたもあたしを好きにならなかったでしょ?」
キョン「あぁ、教えてなかったな。いや……その前から、ちょっとは好きだったよ」
ハルヒ「ほんとに?」
キョン「嘘ついてどうすんだよ」
ハルヒ「それもそうね!」
キョン「嬉しそうだな」
ハルヒ「いつも告白されてばかりだったから、するときの気持ちなんてわからなかったわ」
キョン「いい勉強になっただろ?」
ハルヒ「もう二度と実行しないけどね! ……でもそれなら、もう少し待ってみてもよかったのかしら?」
キョン「?」
ハルヒ「あんたに告白されたかなーって」
キョン「んー、どうだろう。俺にそんな度胸はないかもしれないな」
ハルヒ「キョンのヘタレ! まったく、あんたを好きになったあたしに感謝しなさいよねー!」ムギュー
キョン「あぁ、そうするよ。大好きだハルヒ……って、今なら言えるんだけどな」


263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:07:54.09 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「キョン、ぎゅーってして!」
キョン「言わずに来ればいいのに」ギュゥ
ハルヒ「あんたにされるのがいいの!」

ハルヒ「あー……落ち着くなぁ」
キョン「…」
ハルヒ「今日も昨日と変わらない、普通の一日だったわ」
キョン「お前にとっては退屈だったんじゃないか?」
ハルヒ「そうね。なにか事件の一つでも起きればよかったのに!」
キョン「危ない娘だなぁ」
ハルヒ「……でもね……一日の最後に、こうやってキョンにぎゅっとされるとね?」
キョン「?」
ハルヒ「まあそれでも今日があってよかったとか、そんなことも考えちゃうのよ」
キョン「俺がなんだ、カンフル剤みたいなモンか」
ハルヒ「さぁね? また明日、一日の最後……キョンと分かれる道でこうされると思えば、退屈でも乗り切れそうよ!」
キョン「はは、なんだかプレッシャーじゃないか? それ」
ハルヒ「いいからあんたは黙ってぎゅーってすればいいの! ぎゅーって」ムギュー


265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:09:32.59 ID:EPYZNI+OO
おおお萌え死ぬ


266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:14:00.47 ID:05nKr+TH0
みくる(大)「キョン君も大人になったんだねー」
キョン「……やめてください。なんか、酷い言われように思えます」
みくる(大)「ふふっ、私もちょっと嫉妬してたんだからね?」
キョン「喜んでいいんですかね、それ」

キョン「それで、なにしに来たんですか?」
みくる(大)「あら、そんな言い方する? んー、別になにしにってわけじゃないけどね」
キョン「いいんですか、そんなので」
みくる(大)「幸せの絶頂に居るキョン君と涼宮さんを見てみたいって言ったら、許可が下りたの」
キョン「……それだけで……結構重要なポストに居るんですね」
みくる(大)「禁則事項です♪」
キョン「…」
みくる(大)「まあ私も、もう少しすれば……」
キョン「? こっちの朝比奈さんにもなにかあるんですか?」
みくる(大)「おっと! ふふっ、もちろんそれも、」
キョン「禁則事項、と」
みくる(大)「さぁ、それじゃ帰るわね。涼宮さんのこと、しっかり支えてあげてね?」
キョン「……言われずとも。それじゃ、お元気で」


270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:18:58.01 ID:05nKr+TH0
キョン「…」
ガチャ
ハルヒ「キョン! なんか変な人が居た!」
キョン「?」

ハルヒ「なんか、みくるちゃんそっくりだったわ!」
キョン「え……あ、え、あー」
ハルヒ「でもみくるちゃんよりよっぽど大人っぽくて……でもそっくりなの!」
キョン「そうなのか? な、なんだ。似てる人も居るもんだなぁ」
ハルヒ「あーびっくりした……よっと」ポフ
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン? キョンってさ、大人っぽい人好き?」
キョン「んー……嫌いじゃないな」
ハルヒ「曖昧ね」
キョン「いいじゃないか。まあ今は……こうやって上目遣いで見上げてくるハルヒのほうがいいかな」
ハルヒ「! もー、変なコト言わないでよ!」
キョン「お前が言い出したんじゃないか。っと、前髪になんか付いてるぞ」
ハルヒ「とって!」
キョン「はいはい」


273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:25:47.69 ID:05nKr+TH0
古泉「以前説明したように、僕の力はこちら側では使えません」
キョン「? なんだいきなり?」
古泉「閉鎖空間に行かないと、超人的なパワーも使えないんです」
キョン「あぁ、そうだったな」

古泉「ですが最近、どうにかこちら側でも力を発揮できないか模索中なんですよ」
キョン「? そいつはなんでまた、」
ハルヒ「キョーン! 見つけた!」ムギュゥ
キョン「……苦しい」
ハルヒ「あのねキョン? 観たい映画があるの! 今日から上映!」
キョン「はいよ……っと、ごめんな古泉」
古泉「いいえ。お気になさらずに」
キョン「?」

古泉「…」グツグツ
みくる「ふぇぇ……お茶が煮えてますぅ……」
古泉「あはは。やればできるもんですかね、あはははは」


275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:32:03.36 ID:HVElJJzXO
キョンになりたい・・


278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:36:26.45 ID:05nKr+TH0
キョン「オレンジのソファーを見つけたんだよ」
ハルヒ「?」
キョン「部室に似合うかなぁって」
ハルヒ「似合わないんじゃない?」

キョン「そうだよな。気にするな」
ハルヒ「なによ?」
キョン「言いたかっただけだ」
ハルヒ「意味がわからないわよ!」
キョン「そんなこともあるさ」
ハルヒ「? 熱でもあるの? どれどれ」ピト
キョン「…」カプ
ハルヒ「! む……こ、こら!」
キョン「たまには俺が自分勝手にしてみた」
ハルヒ「もー」
キョン「はは、ごめんよハルヒ」

古泉「…」
みくる「…」
古泉「……あぁそうか。ここは閉鎖空間なんだ……あの二人には、僕達は見えてなくて」
みくる「ひいっ」
古泉「あははははははは」
みくる「ふぇぇぇ……」


289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:44:57.78 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「SOS団で映画を撮るわよ!」
キョン「いっつもいきなりだなハルヒは」

ハルヒ「どんな映画にしようかしら?」
キョン「そうだな……」
みくる「折角キョン君と涼宮さんっていうカップルが居るんですから、ラブストーリーとか?」
ハルヒ「そんなのつまらないわよ! いつもと同じだもの!」
鶴屋「私とゆっきーの華々しい世界とかどうかな!?」
長門「…」
ハルヒ「それもいいけど、多分それ放映できないわ」
キョン「というか、もう普通に一緒なんですね鶴屋さん」
鶴屋「もちろんっさ! ねーゆっきー♪」
長門「…」デコペタン
鶴屋「にょろ……そ、そこはっ」

古泉「ホラーでいいじゃないですか。血が観たい人もいるでしょうし」
キョン「え?」
古泉「いいえ。なんでもないですよ」


290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:46:07.37 ID:p6zm4T9T0
小泉wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 20:47:08.21 ID:t5iy7ikS0
小泉www直球すぎるwww


302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 21:17:08.48 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「夕日が綺麗ねキョン!」
キョン「あぁ、そうだな」

ハルヒ「今日はね、夜になる瞬間を見ようと思うの」
キョン「だから見渡しのいい土手に連れてきたのか」
ハルヒ「一人でこんなことするのは寂しいからね。でも一度はやってみたかったのよ!」
キョン「よかったなぁ。俺がそういうの付き合ってくれる男で」
ハルヒ「自分で言うな!」

キョン「それはそうと、隣に座れ」
ハルヒ「嫌よ。土がスカートについちゃうじゃない」
キョン「おかげで俺のズボンが汚れてると思うんだが」
ハルヒ「いいの!」
キョン「……そんなに俺の膝が好きか?」
ハルヒ「そうじゃないわね。キョンがすきなのよ? わかる?」
キョン「あいよ。わかってますとも」

ハルヒ「……あれ?」
キョン「?」
ハルヒ「いつの間にか暗くなってるじゃない!」
キョン「ん? あら、ほんとだ。話してて気がつかなかったな」
ハルヒ「もう! なんのタメに来たのよ!?」
キョン「まあいいじゃないか。帰るか?」
ハルヒ「……もうちょっと居る。もっとちゃんとぎゅーってしなさいよっ」
キョン「はいはい」ムギュー


308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 21:35:55.80 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「そういえばキョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「あたし、愛してるって言ったことないわ!」
キョン「……俺もないな」
ハルヒ「おかしいわよね! 恋人同士なのに」
キョン「うーん……でも改まって言うのもなんか嫌だなそれ」

ハルヒ「なによ、愛してないっての?」
キョン「いや愛してるけど……」
ハルヒ「ほら言った!」
キョン「……卑怯者」
ハルヒ「好きで事足りるものね。なんだか、愛してるって言葉は大事にしたいかも」
キョン「なぁハルヒ? 俺のこと愛してるか?」
ハルヒ「もちろん!」
キョン「……ちゃんと言えよ」
ハルヒ「嫌よ! もっといいムードのときに言うの! その分沢山好きって言ってあげるわよ!」
キョン「まったく」
ハルヒ「キョン大好き!」スリスリ


310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 21:38:36.39 ID:x3uXy53RO
なんだろうこの気持ち


311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 21:40:24.89 ID:T2iUrf8k0
なんか・・・みぞおちのあたりがグッってなるのはおれだけか?


312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 21:41:03.40 ID:DeU5h2QR0
>>310
鬱になる5秒前


321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 22:24:00.09 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「手を貸してキョン!」
キョン「ん」

ハルヒ「見てみなさいよ。同じ制服は沢山居るのに……手を繋いでるのはあたし達だけ!」
キョン「そうだな。視線が少し痛いけどな」
ハルヒ「気にしちゃだめよ! このためにあたしは、頑張ってあんたに告白したんだから!」
キョン「……そうだな。ありがとうハルヒ」
ハルヒ「!! へ、変なコト言わないでよ! ……うん」
キョン「まあなんだ、お前の強引なところさ……それも込みで大好きだよ」
ハルヒ「愛してるって言ってほしいわね」
キョン「ん? 嫌だね。お前が言えよ」
ハルヒ「なによそれ! 仕方ないわね……じゃあ同時に言いましょうよ」
キョン「いいな。いくぞ、せーの」

ハルヒ「愛してるわよ! キョン!」
キョン「…」
ハルヒ「……いい、言いなさいよバカキョン! バカバカ!」ムギュー
キョン「あはは。可愛いなぁハルヒは。ほら、早く行かないと映画始まっちゃうぞ」
ハルヒ「うん!」




354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 23:43:51.55 ID:LxAT+O580
なあ・・・俺激しく古泉に救い持たせたいんだが・・・
>>1が書かないなら書いていいか・・・?


355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/09(金) 23:44:46.31 ID:tS+Su6ou0
>>354
YOUやっちゃいなYO


358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 23:52:20.22 ID:LxAT+O580
ハルヒ「キョーン!(がしっ)」
キョン「おうっ!?急に抱きついてくるなよ」
ハルヒ「いーじゃない!キョンの恋人なんだからさっ!」

古泉「・・・」
みくる「・・・」
古泉「・・・いい天気ですね」
みくる「え!?え、ええ!とっても・・・あれ?」
古泉「どんよりと曇って今にも雨が降りそうです。はは、僕の心のようです」
みくる「・・・」
古泉「お茶のお替りをいただけますか?」
みくる「は、はいっ」
古泉「・・・あ、陶器はまた割ってしまうかもしれませんので、紙コップで」
みくる「はい・・・」

みくる(どうしよう・・・このままじゃ・・・)

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 23:56:04.99 ID:LxAT+O580
みくる「・・・というわけなの。あたしどうしたら・・・」
鶴屋「うーん、そっかぁ。そいつは大変だねっ」
みくる「せめて涼宮さんが少しおとなしくしてくれれば・・・」
鶴屋「今のハルにゃん止められるのはキョンくんだけさねっ。でもキョンくんはあの通りだにょろ?」
みくる「ええ・・・」
鶴屋「今のゆきっことあたしも誰にも止められないっさ!それと一緒だよ!」
みくる「・・・」

みくる(相談相手間違ったかな・・・)


361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:02:25.16 ID:xeVTG4RJ0
みくる(どうしたら・・どうしたらいいの・・・?)

ハルヒ「キョ(ry」
キョン「ハル(ry」

ベキミシボギャッ

古泉「・・・おや。コップが潰れてしまいました」
みくる「きゃあっ!大丈夫ですか?その・・・火傷とか・・・」
古泉「いえいえ。僕にはもうそんなものは感じられませんよ」
みくる「・・・」
古泉「この・・・心の痛みの方が・・・よほど・・・」

みくる(はやくなんとかしないと・・・)

ハルヒ「あら?またお茶こぼしたの?ダメねぇ古泉君」
キョン「そうだぞ古泉。気をつけろよ」
古泉「・・・。・・・」
(ダッ)

みくる(あっ!部室を飛び出ちゃいました・・・)


362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 00:03:51.48 ID:OHkiMz7r0
古泉…そんなにハルヒのことを…


363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:07:20.44 ID:xeVTG4RJ0
―校舎裏
古泉「・・・。ふふっ、ふふふふふふんもっふふふふふふふふ」

古泉「やってられるかぼけがぁぁぁぁぁっ!」

古泉「何で!あんな!忌々しいものを!目の前でっ!ああああ腹立つ!殺したい!」
??「そうよねぇ」
古泉「!?」
??「あんなもの見せ付けられたら・・・誰だって腹が立つわよね」
古泉「だ・・・誰ですか」
??「大丈夫よ、心配しなくても。あなたがここでキャラ崩壊してたこと、黙っててあげる」

朝倉「それより・・・もっといいお話をしない?」


365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:16:18.59 ID:xeVTG4RJ0
みくる「はぁっはぁっ・・・」
みくる(古泉君・・・どこへいっちゃったの・・・?)

朝倉「あの二人にあなたは腹を立てている」
古泉「・・・」
朝倉「でもあの二人に干渉することは許されない」
古泉「・・・」
朝倉「奇遇ね?私もあなたと同じ気分なの」

朝倉「(ボソボソ)」
古泉「・・・!(ヒソヒソ)」

(5分後)

朝倉「決まりね」
古泉「ええ・・・」


367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:22:06.58 ID:xeVTG4RJ0
朝倉「じゃ、明日。待ってるわね」
古泉「わかりました・・・」

みくる(いた!あんな人目につかないところで・・・)
(タタタッ)
スッ
朝倉(あら・・・?この人・・・確か涼宮さんの部の)

みくる「だ、大丈夫ですか・・・?」
古泉「ええ。先ほどは取り乱しまして申し訳ありません」
みくる「も・・・もう・・・平気なんですか?」
古泉「ご心配をかけました。一緒に部室に戻りましょうか」
みくる「はい・・・」
古泉「・・・本当に大丈夫ですよ。お茶、また淹れてください」
みくる「はい・・・」
みくる(でも・・・この顔色・・・)

朝倉(ふうん・・・なるほど?)


369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:30:05.94 ID:xeVTG4RJ0
(翌日、6組)
ハルヒ「キ(ry」
キョン「ハ(ry」
谷口「またかよ・・・毎朝毎朝よく飽きねぇな」
国木田「はは、まぁまぁ。涼宮さんはああしてればおとなしいんだからさ」
谷口「そうだな。俺達は朝倉でも見て癒しを・・・」

ガラッ

古泉「失礼します」
谷口「あん?あいつは涼宮とつるんでる9組の・・・」
朝倉「あら、おはよう一樹君」
古泉「おはようございます涼子さん」
朝倉「今朝もきりっとしててカッコいいわね、一樹君は」
古泉「恐縮です」

谷口・国木田「な、なんだってーーーーっ!?」


371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:35:26.73 ID:xeVTG4RJ0
古泉「涼子さんは今朝もまたお美しい。真っ直ぐな長い髪の毛・・・ときめいてしまいますよ(サワサワ)」
朝倉「やんっ・・・毎朝ちゃんと梳かしてるからですよ」
古泉「いい匂いがします・・・(クンクン)」
朝倉「やぁっ・・・ほら、髪の毛なんて触ってないで」

朝倉「もっと・・・ほら、ほっぺたとか・・・あごとか・・・唇とかぁ・・・」

古泉「これは失礼しました」
朝倉「んっ・・・」

チュッ

谷口「うああああああああっ!」
国木田「ほぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」


378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:41:10.86 ID:xeVTG4RJ0
朝倉「んっ・・・ほら、もっとぎゅっ、って抱きしめてよ?・・・」
古泉「そうですね・・・では、涼子さんの席に座らせてください」
朝倉「いいけど・・・どうするの・・・?」

古泉「こうするんですよ」
(ヒョイッ)
朝倉「ひゃあっ」

谷口「おっ、お姫様抱っこぉぉぉぉっ!?」

古泉「こうしていれば・・・僕にはあなたしか見えません」
朝倉「ふふっ・・・私にも一樹君しか見えなぁい・・・」
古泉「いや、失礼しました」
朝倉「え・・・?」

古泉「僕にはいつでも・・・あなたしか見えない」
朝倉「んっ・・・嬉しいよ・・・」

チュ チュッチュッ クチュクチュ

国木田「舌ぁぁぁぁぁぁぁっ!」


379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 00:42:52.63 ID:zreX0pNLO
なん……だ…と…?


381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:47:25.51 ID:xeVTG4RJ0
朝倉「んっ・・・はぁん・・・(クチュクチュ)」
古泉「ふぅっ・・・んっ・・・」
朝倉「も、もうっ・・・朝からこんなに・・・一樹君情熱的なんだからぁ・・・」
古泉「涼子さんこそ・・・こんな真っ赤な顔で授業を受けるおつもりですか?」
朝倉「や、やだぁっ!赤くさせたの・・・誰だと思ってるのよ?・・・」

ギュッ

谷口「なぁ・・・」
国木田「・・・何・・・?」
谷口「夢・・・だよな・・・?」
国木田「・・・夢なら何してもいいんじゃないかな」
谷口「・・・」

(ボソボソッ)
朝倉「(さて・・・これで涼宮ハルヒの出方を見るのね?)」
古泉「(ええ・・・我々のこの行為・・・彼女にはどう取られるでしょうね)」
朝倉「(本当に彼女、これをみて反省するかしら?)」
古泉「(涼宮さんは聡い方です。いくらなんでもここまでやれば・・・)」

ハルヒ「キョ(ry」
キョン「ハル(ry」

古泉・朝倉「・・・」


387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 00:54:15.96 ID:xeVTG4RJ0
朝倉「(・・・見てない?)」
古泉「(というよりも・・・見えてない、の方が正しいかと)」
朝倉「(へ、へぇー・・・そっかぁ・・・涼宮さんったら・・・!)」
朝倉「一樹君!」
古泉「な、なんでしょう!」
朝倉「このまま・・・教室一周・・・したいなっ・・・(ギュッ)」
古泉「喜んで、マイスイートハート」

(ざわ・・・ざわ・・・)
(朝倉の・・・太股・・・いや、ぱ、ぱんつ・・・!)
(古泉君・・・華奢に見えて・・・すごく逞しい・・・)
(ざわ・・・ざわ・・・)

国木田「いくよ谷口ぃぃぃぃぃ!」
谷口「アッー!」


389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 00:57:51.47 ID:CkrSGIKQO
国木田が…攻め?


393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:03:09.66 ID:xeVTG4RJ0
古泉「涼子さん」
朝倉「なぁに・・・?」
チュッ
朝倉「や、やだもうっ!抱っこして歩きながら・・・キスなんて・・・」
古泉「ふふ、あなたの唇がねだっている様に見えまして」
朝倉「もうっ!どうしてわかっちゃうのよ?」

朝倉「(もうすぐ涼宮さんの席よ。なるべく目立ちながら近づいて!)」
古泉「(アイアイマム)」

古泉「ほら・・・あなたの白い肌が、こんなに赤くなって」
朝倉「やっ、やだぁ・・・太股とお尻で支えながらそんなこと言われたら・・・」
古泉「うるさい唇は塞いでしまいましょう」チュッ
朝倉「んっ・・・もうっ・・・一樹君のえっちぃ・・・」

古泉・朝倉「(チラッ)」

ハルヒ「k(ry」
キョン「h(ry」

古泉・朝倉「(KY)」


国木田「いいよ・・・いいよ谷口ぃ!」


398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 01:08:40.71 ID:T96HIdSR0
バカップルズがすごい速度で頭が悪くなってると聞いて


399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:10:53.98 ID:xeVTG4RJ0
古泉「・・・おはようございます涼宮さん」
ハルヒ「はっ。へっ?あ、おはよう古泉君!」
朝倉「おはようキョン君」
キョン「あ・・・あぁ。いたのか。おはよう」

古泉・朝倉「(イラッ)」

朝倉「朝から二人ともラブラブねぇ」
キョン「そんな・・・こいつが迫ってくるだけですよ」
ハルヒ「何よキョン!あたしのせいにするんじゃないわよっ!」
古泉「失礼して僕たちもいちゃいちゃさせていただいてますよ」
ハルヒ「あら!?本当ね、古泉君が朝倉をお姫様抱っこしてるわ!」
キョン「お前ら・・・そういう関係だったのか?」
朝倉「ええ。もう一樹君とはラブラブなのよ。これくらいね?」チュッ
古泉「そうなんですよ。もう、誰に見られても恥ずかしくないくらいです」チュッ
キョン「ほ?・・・そりゃめでたい」

ハルヒ「何か見てて腹立つわね・・・」
古泉・朝倉「(おっ!?)」

ハルヒ「キョン!あたしもお姫様抱っこ!」
キョン「はいはい」

古泉・朝倉「(ビキッ)」



谷口「あっあっあっ・・・国木田で・・・俺の中がいっぱいだよぉ・・・」


403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:17:36.60 ID:xeVTG4RJ0
古泉「・・・涼子さん」
朝倉「な、何・・・?一樹君」
古泉「名残は尽きませんが、そろそろ担任が来る時間です。そろそろ失礼します」
朝倉「あ、あらもうそんな時間?仕方ないわね・・・」
古泉「ではまた後ほど」
朝倉「うん、待ってるよ、一樹君・・・」

ガラガラ バタン

古泉(・・・一体、僕は何をやってたんでしょうね・・・)
ピーロリ ピーロリーロリーロ
古泉(・・・メール、ですか)

【from朝倉涼子 件名:次の予定 内容:お昼休みに教室で】

古泉(・・・。)



谷口「♪WAWAWA忘れ物・・・国木田が俺の体内(なか)に白い忘れ物・・・」


404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 01:21:53.02 ID:Ep3H99Sb0
おまえら教室で何やってんだよwwwwwwwwww

もちろん国木田と谷口


406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:27:49.36 ID:xeVTG4RJ0
(―昼休み、6組の教室)
朝倉(・・・遅いわね、一体あいつは何やってるのかしら)
ピッポッパ とぅるるるるるる
朝倉(・・・圏外か電源切れ、ね)
朝倉「はぁー。・・・私何やってんだろ」
朝倉(あ・・・雨降ってきた)

(同じく文芸部室)

古泉(一応電源は切りましたが・・・どうしたものでしょう)
古泉(・・・いえ。どうしたものでしょう、というのは自分のことですね)
古泉「全く・・・。何をやっているのでしょうね、僕は」
長門「・・・」



(どっかそのへん)

谷口「国木田・・・v」
国木田「谷口・・・v」


407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:33:37.85 ID:xeVTG4RJ0
(バンッ)
鶴屋「やぁ?っ!お待たせゆきりん、ごめんよっ!」
長門「・・・大丈夫」
鶴屋「ん?っ、でもその顔は淋しくてたまらなかった、って顔だにょろ?」
長門「そんなことはない」
鶴屋「隠してもだめっさ!ん?、そんなゆきりんが可愛いにょろ?!」(わしわし)

古泉「・・・あのぅ」
鶴屋「わぁっ!びっくりしたっさ!古泉君いたのかい!?」
古泉「ええ、最初から」
鶴屋「そっか?!あ、ごめんよ、私達もしかしてお邪魔さんっかな??」
古泉「いえ、僕が退散しますよ」
鶴屋「そうかい?ごめんよ、気を使わせて!」
長門「ありがとう」
古泉「いえ。それでは」
(バタム)

古泉(あのお二人には全く腹は立たないのですけれどね・・・)
古泉(・・・コーヒーでも飲みに行きましょう)


408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:37:55.25 ID:xeVTG4RJ0
みくる(ビクッ)

古泉「おや。こんなところで奇遇ですね」
みくる「い、いえ。その・・・鶴屋さんと一緒にここまで来たので・・・」
古泉「そうだったのですか。・・・これからコーヒーでも一緒にどうですか?」
みくる「え?」
古泉「なるべく教室の方には戻りたくないのですよ。見たくないお二人と会いたくない女性が一人いるものでして」
みくる「はぁ・・・」
古泉「・・・僕の愚痴を聞いていただけると、とても嬉しいのですが」
みくる「え、あ、はい!あたしに聞けることでしたら」

みくる(少しでも愚痴ってラクになってもらえれば・・・)





すまん、しばらく面白くないと思う


409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 01:39:52.28 ID:zH4wjl2R0
構わん続けろ


411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:44:48.54 ID:xeVTG4RJ0
(コトッ)
古泉「はい、これはあなたの分です。カフェオレでよろしかったですよね?」
みくる「はい。そのぅ、ありがとうございます」
古泉「いえいえ。いつもお茶を淹れて頂いているほんのお返しだと思ってください」
(ゴクッ)
古泉「・・・苦いですね」
みくる「・・・」
古泉「砂糖もミルクも抜いてしまったからですけどね」
みくる「そうですか・・・」
古泉「・・・」
みくる「・・・」
(ゴクッ)
みくる「おいしいです」
古泉「それはよかった」
みくる「・・・」
古泉「・・・」

古泉「本当にどうしたものでしょうね」
みくる「・・・あのお二人のことですか?」
古泉「違いますよ」
みくる「え・・・?」
古泉「僕自身のことです」


412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 01:47:12.56 ID:Z169zdWjO
頑張れ古泉


413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:51:53.36 ID:xeVTG4RJ0
古泉「正直今、僕はあのお二人の前にいることがつらいです」
みくる「・・・」
古泉「いえ、あのお二人が幸せであることは僕の本意ですよ。そこまで僕のことは見くびらないでください」
みくる「えぇ・・・」
古泉「ただ、あのお二人を見ていて思うんです」

古泉「何故、あの方のそばにいるのは僕ではないのか」
古泉「何故、僕はあの方に選ばれなかったのか」
古泉「何故・・・僕はあの方の『幸せ』になれなかったのか・・・」

古泉「・・・僕はそんな醜い感情でいっぱいになってしまっているのです。・・・滑稽でしょう?」
みくる「そんなことは・・・」
古泉「・・・仕方のないことなんです。ですから僕は割り切ろう、割り切ろうと心に決めていました」
みくる「・・・」
古泉「でも・・・いざ、そうなってしまい、目の前でお二人がああされていると・・・」
みくる「・・・わかります。その気持ち」
古泉「・・・いえ。あなたにはわからない」
みくる「そんな!そんなことは」
古泉「わかるはずもありません。あの二人を後押ししたのはあなたなんですから」

みくる「・・・!」


418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 01:59:56.36 ID:xeVTG4RJ0
みくる「ごめんなさい・・・本当に・・・ごめんなさいっ・・・」
古泉「・・・泣かないで下さい。責めているわけではないのです。あなたに怒っているのではないのです」
みくる「ふぇっ・・・?」
古泉「ただ・・・僕の気持ちを軽々しく『わかった』ことにしたことなら・・・僕はあなたに怒っている」
みくる「(ビクッ)」
古泉「・・・そんなに怯えないで下さい。手をあげたりはしません」
みくる「ごめんなさい。本当に、ごめんなさい・・・!」
古泉「もういいですよ。・・・本当に、もういいんです」

古泉「終わってしまったことなのですから」

みくる「(ヒック…ヒック)あっ・・・あのぅ・・・」
古泉「・・・何でしょう?」
みくる「・・・何か・・・あ、あたしに・・・出来ることは・・・ありま、ありませんか・・・?(ヒクッ)」
古泉「そんなこと・・・お気を使われなくても」
みくる「いえっ・・・あたしの・・・責任ですからっ・・・!何かっ・・・ありませんか・・・?」
古泉「・・・」

古泉「ひとつだけ」
みくる「・・・」
古泉「ひとつだけ、よろしいですか?」
みくる「何でしょう・・・?」
古泉「非常に馬鹿馬鹿しいことなのですが」


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:04:28.13 ID:xeVTG4RJ0
(6組教室)
ピルルルルルル
朝倉「!」
朝倉(何よ・・・結局約束をすっぽかしておいて、今更メール?)

【from古泉一樹 件名:申し訳ありませんでした 内容:放課後、文芸部部室でお待ちしています】

朝倉(・・・どういうことかしら?)
ピッポッパ…

ハルヒ「(ry」
キョン「(ry」




(公園)
??「いいのかい?俺は高校生だって平気で食っちまう人間なんだぜ?」
谷口・国木田「こんなこと初めてだけどいいんです・・・どうせこれ夢ですから・・・」


420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:05:08.51 ID:sHHeMjmV0
ちょw


423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:15:06.53 ID:xeVTG4RJ0
(―そして放課後、文芸部部室入り口前廊下)
ハルヒ「ねーキョ?ン?、こうやって学校の中でも手をつないでるとさー」
キョン「何だよ」
ハルヒ「特別!って感じがすっごくするわねっ!」
キョン「今更だろ。外でも家でも握ってるじゃねーか」
ハルヒ「ううん!学校だからいいのよっ!」
キョン「そんなもんかぁ?・・・っと、着いたな」
(ガチャ)

鶴屋「う?ん、めがっさにょろにょろ?!(わしわし)」
長門「こそばゆい」
鶴屋「でも顔は笑ってるにょろよ?!あ、ハルにゃん!めがっさ?!」
ハルヒ「あら、来てたの鶴屋さん。相変わらず仲良しねぇ」
鶴屋「うーん、あっちに比べたら私達なんてたいしたもんじゃないにょろよ!」
キョン「あっち?」
(クルリ)



朝倉「ん?っ、もっと私の髪の毛撫でてよ?・・・」
みくる「あっ、あたしの髪の毛も・・・撫でてくださ?い!」

古泉「全く困ったものです」


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:25:34.31 ID:xeVTG4RJ0
ズンゴロベッシャーン!!
キョン「こ、こここここここここここいずみ?」
古泉「何でしょう?」
キョン「お、おまいさんは一体何をヤッテオルノカネ?」
古泉「見ての通り、お二人から言い寄られてしまいまして」
朝倉「もー、一樹君ったら?。朝比奈さんのことも放っておけない、って優しいこと言っちゃうんですよ」
みくる「そ、そそそうなんですよぉ?!あたし、朝倉さんと一緒に愛されちゃうことになったんですぅ?」
古泉「仕方ないですから、両手に花と洒落込んでみました」
朝倉「ほら?・・・またちゅーしてよ?」
みくる「あ、あたあたあたしもっ、その、ちゅっ、してください・・・」
古泉「仕方のない仔猫ちゃん達ですね」

古泉「ほら・・・唇を出してください」
朝倉「んっ・・・」
みくる「ふぅっ・・・」
古泉「いきますよ・・・?」


チュッ チュッ


430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:27:43.71 ID:H7VnRQamO
古泉が割と普通だw


431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:28:02.54 ID:1w+EBd2/0
おんなったらし・・・


432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:28:33.06 ID:xeVTG4RJ0
古泉「・・・」
朝倉「・・・」
みくる「・・・」

古泉「・・・何故、あなたがお二人の間に入って止めるのですか?」

朝倉「うそ・・・」
みくる「そんな・・・」
古泉「それに今の感触・・・僕の唇に触れたのはもしかして」



キョン「俺の唇だよ。悪いか」


433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:30:59.91 ID:Ep3H99Sb0
!?!?


434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:33:00.88 ID:vxMIP73E0
なんだこの超展開www


436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:33:28.92 ID:8s8FKbubO
ホワッツ?!


437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:33:32.42 ID:xeVTG4RJ0
古泉「・・・」
キョン「いいか古泉。お前が朝倉と付き合おうと朝比奈さんと付き合おうが知ったこっちゃない。
    俺だってこうしてハルヒといちゃいちゃしてる。何も文句は言えん」
古泉「・・・」
キョン「だがな。この二人をもてあそぶ様なマネをしてんじゃねえ」
古泉「・・・そうですね」
キョン「ちゃんと話し合って、きちんとけじめをつけろ。お前も男だろうが」
古泉「・・・はい。全く仰るとおりです」
キョン「・・・やけに物分りがいいじゃねえか」
古泉「いえ。あなたの仰ってることが全面的に正しいと思いますのでね」

朝倉「一樹くん・・・」
みくる「古泉君・・・」
古泉「・・・そういうことです。さ、お二人とも、少し外でお話しましょう」



ハルヒ「ちょっと、待ちなさいよ!」


441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:38:04.59 ID:xeVTG4RJ0
(ずかずかずか)
ハルヒ「ちょっと古泉君?」
古泉「な・・・何でしょう?」
ハルヒ「あなた、今何したの?」
古泉「何、とは」
ハルヒ「あ、あたしのキョンと、そ、その・・・キス、したわね・・・!?」
古泉「あ、いえ、これはその・・・不可抗力で・・・」

ハルヒ「キョンのキスは私だけのものなのよ!いいから返しなさい!二回分ね!」

チュッ チュッ

朝倉「っ!」
みくる「は、はわわ?・・・」
鶴屋「にょ、にょろっ!?」

長門「ユニーク」


443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:40:01.87 ID:BdA0RQkcO
何・・・だと・・・!?


444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:42:36.09 ID:xeVTG4RJ0
古泉「・・・」
ハルヒ「っは?!よし、これでキョンの唇はまたあたしのものよ!」
キョン「お前な・・・小学生じゃないんだから」
ハルヒ「何よ!いいからほら!そこに座って、あたしを膝に乗せなさい、キョン!」
キョン「へいへい・・・」

古泉「・・・。あ、えっと・・・」
朝倉「・・・」
みくる「・・・」
古泉「・・・外、行きましょうか」

(バタン)

鶴屋「・・・ゆきりん」
長門「何?」
鶴屋「あたしにもしてほしいにょろ・・・ダメかい?」
長門「ちゅ」




(公園)
??「なにぃ!?今度はウンコぉ!?」
谷口・国木田「夢ですから」


450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:51:43.15 ID:xeVTG4RJ0
古泉「本当に、申し訳ありませんでした」
朝倉「ホントにね。大体何?あんなことくらいでやめちゃうようないい加減な気持ちだったのかしら?」
古泉「いえ・・・それは・・・」
朝倉「ま、いいわ。仕方ないわね、こんな終わり方は本意じゃないけど?」
古泉「すいません」
朝倉「謝るくらいならちゃんと続きもしてよね。あ?あ・・・せっかく・・・」
古泉「え?」
朝倉「・・・何でもないわ。じゃ、私行くわね」

みくる「・・・あのぅ」
古泉「朝比奈さん。・・・申し訳ありませんでした」
みくる「い、いえっ!キスは、キョン君が身を挺してかばってくれましたし・・・」
古泉「寸止めにするつもりでしたが・・・いきなり割り込まれましたもので」
みくる「そうですね。・・・キョン君のあの行動、びっくりしました・・・」
古泉「僕もですよ。未だに信じられない気持ちです」
みくる「それで・・・」
古泉「・・・ええ。もうこんなことは、これっきりです。
    ・・・先に戻っていただけますか?少しだけ一人になって考えたいことがありまして」
みくる「わかりました。お茶を淹れて待ってますね」


451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 02:59:23.72 ID:xeVTG4RJ0
古泉「・・・まさか、キスをされるとは思っていませんでした」

古泉(何故でしょうね・・・最低な男を演じ、最低の仕打ちを行ったはずなのに・・・
    こうなってしまうなんて、ね)
古泉(涼宮さんと彼の幸せの、おすそ分けまで頂いてしまった)
古泉(僕の気持ちは・・・ケリがついたのでしょうか)
古泉(何でしょう・・・この穏やかな気持ちは)
古泉(今なら・・・『あの方』をそっと、お任せできそうな気がします)

古泉「・・・さて、僕も戻らなくては!」

(ガチャ)

ハルヒ「ほら、対面で座ったらキョンはあたししか見えなくなるでしょう?」
キョン「俺もお前しか見えなくなっちまうだろ・・・あと足広げて座るなよ、目のやり場に困る」
ハルヒ「あーっ!キョンのスケベ!エッチ!」



ビキッ




                                    ?了?


452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 03:00:18.24 ID:xeVTG4RJ0
乗っ取って勝手に書いてスマソ
これで終わりです、スレ汚しすまんかった


453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 03:00:19.96 ID:7JokX2OuO






513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:08:17.86 ID:sHHeMjmV0
人の心って奴は以外にも簡単に変わってしまうものらしく、今ハルヒが取っている俺の手は、半時ほど前からそのままだ。
「いやはや。お似合いですよ」
黙れマガレーレ。お前はボン太君にでもなっていればいい。
それよりも、どうしてこうもハルヒが心変わりしてしまったのか、俺は未だに分からずにいた。
確か今から一週間ほど前の市内探索の日、ハルヒとペアになったのが始まりだった気がする。
朝比奈さんから未来人的な話をしたあの辺りで、ハルヒが唇を押し付けてきたときは心底驚いたが、
それがどうやらハルヒの本心らしいと気づいたのは、ハルヒが真っ赤になって告白した瞬間だった。
一週間もすればそれが当たり前になるのか、市内探索時に行っていたくじ引きはもはや過去の遺物であった。
「キョンはここ! ここに座りなさい!」
ハルヒがそう言うが、それはおそらく俺の膝に乗るためなのだろう事を俺は理解していた。



514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:19:32.60 ID:sHHeMjmV0
「接続した」
長門よ、あまり無駄な事はしなくても良いんだぞ。
ああ、ちなみに今は長門と俺、ハルヒの三人で市内散策の真っ最中である。
ハルヒいわく、
「私と組むか、古泉君と組むか、有希と私の二人と組むか、どれかね。あ、みくるちゃんは駄目。キョンがデレるから」
どういう理屈なのかは分からないが、そういう理屈らしい。
少し惜しい気持ちがするのは、おそらく俺がまだ疑っているからだろう。
何をかって?そりゃ、ハルヒの心境さ。
「ちょっとキョン!おいてくわよ!」
まぁ、疑ったところで何かがあるわけでもないな。今は市内探索に集中しておこう。


515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:25:06.48 ID:sHHeMjmV0
昼になり、当然のように喫茶店へと集まるSOS団。もはや常連といってもいいかもしれない。
昼食時に行っていたくじびきも当然なくなり、午後は俺が古泉と組む事になった。
見てみればわかるが、どうやらハルヒは自慢がしたいらしい。何かと言うのは、まぁ俺が言うのははばかられるな。
そして、午後の市内探索が始まった。


517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:30:17.44 ID:sHHeMjmV0
「少し、困ったことになりました」
唐突に古泉が口を開いた。何だというのだ。神人でも暴れだしたか。
「いえ、最近神人は現れませんね。僕のバイトが減って嬉しい限りです」
そうかい。
「ですが、問題はそこではないのです。いいですか。以前、僕は涼宮さんが望んだから、
僕や朝比奈みくる、長門有希が存在するといいました」
そういえばそんな事もあったな。
「はい。そして、僕たちはそれぞれに、宇宙人未来人超能力者という特異な役を持っています」
何が言いたい。
「つまり、僕たちが消えるかもしれない、ということです」
「…すまん。なんだって?」
「やはり、順を追って説明しましょう」


518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:35:32.02 ID:sHHeMjmV0
古泉によると、こういうことらしい。
ハルヒは、宇宙人以下人間以外のものと出会う事を切望していた。
だが、ここにきて俺という恋人を見つけ、不思議探しに精を出さなくなる可能性がある。
すると、ハルヒが不思議な事に無頓着になる可能性が出始め、
それが現実のものとなると古泉や長門や朝比奈さんは消えてしまう。という話のようだ。
「だが、お前たちにある肩書きが無くなるだけで済む話なんじゃないか?」
「いえ、それがそういうわけにはいかないんです」
古泉はいつものにやけ顔を崩さずに、言葉を続ける。
「確かに涼宮さんは僕らに消えてほしいなどと願っているわけではないでしょう」
当たり前だ。
「ですが、宇宙人未来人超能力者がいないことになれば、宇宙から派遣されている長門さん。未来から来ている朝比奈さん。
そして、超能力者である僕は、いなくなった方が世界にとって都合がいいんです」


522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:42:54.40 ID:sHHeMjmV0
「その物体に新たに情報を付加するよりも、いっそ消してしまった方が、簡単なのですよ」
「…本当なのか」
「結構マジです」
なんてこった。
要するに、ハルヒが俺にかまければかまけるほどこいつらの消滅につながるわけか。
なんという二者択一だ。神様ってのはよほど俺に世界の命運を預けたいらしいな。
「その神様は涼宮さんですよ。まぁ、僕としては涼宮さんが何もしでかさないならそれで良いんですが」
古泉のにやけ顔が今はどうしてか寂しげに見えた。


523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:47:33.56 ID:sHHeMjmV0
結局、その話を反芻、吟味している間に時間は流れ、気づけは集合時間スレスレだった。
「遅い!罰金!」
ハルヒのその台詞も怒った顔も今こうしてみればなかなか可愛いものだと思ってしまうのは、
ハルヒによって俺の頭が変わってしまったからなのだろうか。
「罰金は良いがな、ハルヒ。つい先日お前と言った映画館でそこそこ出費しちまったんだ」
「そのくらいなんとかしなさい!」
ハルヒのどこに変化があるのか俺にはわからないが、それでもこの台詞を半笑いで言うのだから角は取れたのかもしれない。
結局俺はハルヒの分の飲み物代だけをおごり、その日は解散となった。


524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 13:53:50.35 ID:sHHeMjmV0
翌日。ハルヒが掃除当番のため、俺が先に文芸部部室に向かうと、そこでは実に暗澹とした空気が重く広がっていた。
これが古泉の話によるものだとすると、俺はいたたまれない気分になってしまう。
「あ、キョン君…」
心なしか朝比奈さんの声にも表情にも陰りがある。
見れば、長門も先ほどから窓際で外を見たまま動かず、古泉にいたってはカマドウマの事件並みの真剣面になっていた。
「これは、本当に大変な事になりました」
なんだ。超能力でも使えなくなったか。
「ご明察です。加えて、お二人も」
「なんだって?」
見れば、朝比奈さんは今にも泣き出しそうな顔つきだ。というか、泣き出してしまった。
「…不測の事態」
すぐ近くで長門が声をかけてきた。何時の間に移動したんだお前は。
「話がある」


526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 14:02:59.89 ID:sHHeMjmV0
「現在、この惑星上に存在する対有機生命体用ヒューマノイドインターフェースは、私一人」
「お前一人?喜緑さんや、いつぞやの九曜なんかはどうしたんだ」
「消滅した」
その言葉を俺の頭が理解するには、たっぷり一分近くはあっただろう。そのうえで俺が口にした単語は、
「…なんだって?」
だった。
「消滅した。正確には、情報統合思念体によって回収された」
長門の親玉はこれ以上ハルヒに何かを期待する事はなくなったと判断したらしい。
それに伴い、各インターフェースは回収され、ハルヒの最も近い長門だけが残された。
つまり、そう言う話らしい。


528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 14:07:33.65 ID:sHHeMjmV0
「朝比奈みくるも、同じ」
「朝比奈さんも?」
聞けば、朝比奈さん以外の未来人は未来へと帰っていき、長門と同じ理由で一人取り残された。
「昨日お話した内容を覚えてらっしゃいますか」
無論だ。俺はどうしたらいい。
「もはや、どうにもならないのかもしれません」
ということは古泉も同じだな。
「ええ。生徒会長さんすらいませんよ」
徹底してやがるな。ということは、佐々木の友人たちも消えてしまったのだろうか。
「このままでは僕たちまで消えかねません」
「どうしてだ。ハルヒに近いからここにいるんだろ」
「涼宮さんがあなただけを切望した場合、僕らはこの部室にすらいらない存在になるのです」


534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 14:21:43.10 ID:sHHeMjmV0
「そんなアホな話があるか。もともとあいつが望んだことじゃないか」
「ええ。そうです。けれど、涼宮さんはそれらが必要ないと思い始めているのですよ。
 涼宮さんはこのSOS団を設立しまった事を今では悔やんでいるのかもしれません。
 今はまだ涼宮さんのお情けで僕らは生きている状態に等しいです」
「お情け?」
「そうです。つまり、SOS団を設立した責任は自分にあるのだから、ちゃんと面倒を見なければいけない、と。
 涼宮さんはそう考えています。ですが、いつどこで心変わりがあるのかはわかりません。
 今ここであなたが目を伏せて顔を上げた瞬間にはもういなくなっているのかもしれません」
もう頭を抱えるしかないね。駄目だ。ついていけそうにない。


537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 14:32:40.79 ID:sHHeMjmV0

いかん。考えれば考えるほど、どつぼだ。多少勺ではあるが古泉に判断を仰ごう。
「それで、俺は何をしたら――」
頭を抱えたままも姿勢で俺は固まった。人の気配がない。
つい先ほどまで隣で不安そうにしていた朝比奈さんも、長門も。目の前の古泉ですらその存在を感じさせなかった。
自分でも驚くほど心臓がやかましい。口から出るかと疑うほど高鳴っている。やばい。
俺の直感がそう告げている。
なんでだ。どうして。冗談だろう。悪い冗談だ。そうさ、そうに決まっている。
冗談でなければこれは俺の夢なのだ。一週間前、ハルヒに告白されたあの日から、俺の夢だったのだ。
かつてこれほど古泉がいて欲しいと願ったことがあっただろうか。あのにやけ顔が今は大事なものに思えてくる。
「…くっ」
少し動いた拍子に、視界が動いた。本来写るはずの古泉の足が見えなかった。
恐る恐る、それでもまだ嘘だと信じたい俺は顔を上げた。
「おい、冗談だろ…」
俺の視界に入っているはずの古泉も長門も朝比奈さんもそこにはいなかった。
SOS団設立から一年経った初夏の文芸部部室に、俺は一人だった。


541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 14:50:33.87 ID:sHHeMjmV0
「なんてこった。本気で消えちまいやがった」
俺が本当に頭を抱えながらいすに腰掛けたとき、
「遅くなってごめんねー!」
といいながらハルヒが部室に入ってきた。
「もう暑いわね…って、あれ、キョン、みんなは?」
ここで俺は迷った。何もかもゲロって世界には宇宙人未来人超能力者が常に存在する世界にしちまうか。
それとも、何もかもを黙認するか。
「あら?何これ。まだ電源つけてないのに。ちょっとキョン」
やれやれ。俺は今そんなことよりも重大な問題を抱えているのだ。
ディスプレイを見て、俺は硬直した。同時に、我が目を疑った。
それは、電源がついていないディスプレイに文字が表示されているからではない。
その文字に見覚えがあったからだ。

「YUKI.N>再接続」


543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 14:58:34.90 ID:sHHeMjmV0
俺はハルヒを押しのけキーボードをたたいた。

『長門か』
YUKI.N>そう
『どうなってやがる』
YUKI.N>見たまま。私たちは消滅した

「ちょっと、どうしたのよキョン。このYUKI.Nって有希?なんなの?」
ハルヒには少し理解しかねているらしい。この時点で俺は決断していた。

『何か、できる事は無いのか』
YUKI.N>ない。だが、今あなたが考えていることは駄目
『どういうことだ』
YUKI.N>私たちは消滅した。それはつまり邪魔だったから

ということはだ。待て。落ち着け俺。落ち着くんだ。
長門、古泉、朝比奈さんは…回収されたわけでも未来に帰ったわけでもなく、
ハルヒが邪魔だと感じたから消えた。そういう事になるらしい。
おい、とんでもない事しちまったぞ、お前。


544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:03:44.43 ID:sHHeMjmV0
いや、待て。まだ可能性はある。

『待て。じゃあお前はなんだ。消えたんじゃないのか』
YUKI.N>こうなることを予期し、バックアップを取っていた。
『このパソコンにか』
YUKI.N>正確には、ディスプレイ

長門がまだどこかにいるという期待をかけていた俺は愕然とした。
少なくとも、俺があいつらともう一度会うためには、ハルヒを説得するしかないらしい。
「キョン…?顔色悪いわよ、大丈夫?」
「ああ…。大丈夫だ。それよりも、少し時間をくれ。説明はする」
不安げなままうなずくハルヒを見、俺は再びディスプレイをむいた。

YUKI.N>あなたに賭ける。あの時のように


546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:11:35.68 ID:sHHeMjmV0
なんの話だ。俺に一体何ができる?
仮にこの世界に宇宙人未来人超能力者が存在するのが当たり前だとハルヒに願わせたところで三人が戻ってくることはない。
同様に、この部室には必要なものだと思わせても、いつまた消えるかわからない。
では、どうすればいい。何をどうしたらいいんだ。
ハルヒと別れるか?いや、駄目だ。そんな事をしてみろ、世界が崩壊しかねん。
古泉以下超能力者どもがどこぞへ消えうせ、そんな中いつぞや俺とハルヒだけでいた規模で閉鎖空間が発生でもしたら、本気でやばい。
しかも、おそらく向こうにいけるのはハルヒだけだ。
そんな中で俺にできることとはなんだ?

YUKI.N>解決策を提供できないのはこちらの情報不足。
『なんとも分の悪い賭けだな。負けてもしらんぞ』
YUKI.N>…信頼している

本当に神様って奴は俺に期待しすぎなんじゃなかろうか


547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:13:59.38 ID:sHHeMjmV0
「ねぇキョン。みんなは?有希やみくるちゃんや古泉君は?」
ハルヒも流石にあせり始めたらしい。
「ハルヒ。良いか。良く聞いてくれ」
「な、なによ」
そして、俺は言い放った。
「みんなは、消えちまった。どこかに消えてしまったんだ」


548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:19:37.68 ID:sHHeMjmV0
ハルヒのキョトン顔が胸に痛い。
「何言ってるの…?」
「本当だ。俺がここに来たとき、連中は確かに…」
「消えたなんて、そんな話あるわけないじゃない!そんなわけ…」
む、おかしい。ハルヒがいつもと違う。
なんとなく、焦っている。それと、何かを隠している…。そんな感じだ。
なんとなく、古泉のはからいで行ったあの館を思い出すね。
あの時、本当になるとは思わなかったとハルヒは言った。今と同じ雰囲気で。

YUKI.N>大丈夫。また、部室で

俺が視界の隅に捕らえたのは、ディスプレイから消え行くそのメッセージだけだった。


549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:23:31.74 ID:sHHeMjmV0
「ハルヒ、もしかしてお前…」
「違う!私じゃない!」
明らかに普段とは違う。異常だ。いや、普段が異常なのだからこれが異常であるかどうか判断がつかない。
いや、そうじゃないだろ。
今のハルヒは、まるで言いつけを守らなかった子供のようだ。何かに怯え、自分は悪くないと思い込もうとしている。
「もしかして、あの三人にいなくなって欲しかったのか?」
核心に触れたらしい。びくりと震えたハルヒの肩がそれを物語っていた。


550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:33:10.70 ID:sHHeMjmV0
「だって…だって、仕方ないじゃない!」
ハルヒが叫ぶ。
「有希はあんたに気があるみたいだったし、みくるちゃんは可愛いし…」
だんだんと意気消沈になっていく。自責の念は大きいようだ。
「それに、あたしはいつもあんたと一緒にいたかったの…」
完全に俯いたハルヒの表情を、俺が確認できるはずもない。だが、靴に落ちる涙だけは見て取れた。
あのハルヒが泣いていると気づいて、俺は動いた。
かつての俺なら何もできずにただ立ち尽くしたままだっただろうが、今は違う。
こうやって泣いてるハルヒを抱きしめてやることくらいなら、できる。


553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:42:19.23 ID:sHHeMjmV0
「やっちまったもんは仕方ないさ。もう後戻りはできない。
 けどな。もし本当にお前が願って消しちまったなら、お前しか元通りにする事はできないんだ」
俺はハルヒの頭を撫でながらそう言い聞かせた。
これが俺の考えるベストな方法。場合によってはハルヒが世界改変という力に気づいてしまうのかもしれないが、そんな事は知った話ではない。
ハルヒが好きな世界を作りたいなら構いはしない。
長門も古泉も朝比奈さんも。喜緑さんも、森さんや荒川さんも。
みんなが元通りになるんなら、なんでって構いはしない。そこに、あの朝倉を加えてたったって構わない。


554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:49:50.06 ID:sHHeMjmV0
「無理よ。できっこないわ」
「珍しく弱気だな。やってやれない事はないんだぞ」
俺にしがみついたまま離れようとしないハルヒは恐ろしく弱気だった。
谷口じゃないが、これこそ驚天動地だろう。
「なあハルヒ。あいつらは少なくともお前を嫌ってたわけじゃないはずだ」
俺はハルヒを引き剥がし、いつかのようにハルヒの肩に両手を置いた。
「同様に、お前も連中を嫌っていないはずだ。そうだろ?」
「当たり前じゃない!」
「だったら、できるはずだ。これは、お前にしかできない事なんだ」
ハルヒはそれでもわけがわからないという表情を取り続けていた。
「そんな事、急に言われたって…」


556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:56:30.23 ID:sHHeMjmV0
今回、白雪姫作戦(命名俺)は使えない。
なぜなら、そんな事をすれば本当に俺だけが必要な世界になりかねないからだ。
「ハルヒ。俺は、お前が何よりも大切だ」
「…うん」
「だが、明日からこの部室に二人かと思うと、俺は寂しい」
「それは私だって同じよ!」
「だったら!できるはずだ。みんなでまた合宿に行こうぜ。花火見て、星見て、鍋食って雪山行こうぜ。
 七夕にお願いした願い事が叶うのが何年後かなんて知ったことじゃないが、今年はお前との幸せを願うつもりだ。
 それを連中に見せ付けてやろうぜ」
俺は何を言っているのだろう。そう考えずにはいられないが、なぜかそう口走っていた。
つまり、俺は必死だったのだ。
俺とハルヒを含むSOS団五人でまたいろんな事をしてみたい。そう思っていたのだ。


557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:03:21.71 ID:sHHeMjmV0
「…ねえ」
「なんだ」
「…あんたは、本当にあたしのこと、好き?」
突然何を言い出すかと思えば…そんな事…。
好きだと言おうとして一瞬つまった。
果たして俺は本当にこいつが好きなのか?
実はハルヒ的世界改変の影響で俺がハルヒを好きだと思い込んでいるだけではないのか?
いいや、待て。思い出せ。
俺はどうして全力であいつの行動を阻止、もしくは拒否してこなかった?
阻止もしくは拒否なんて事はいくらでもできたはずだ。
今頃普通に学生生活を送っていたのかもしれない。
だが、俺はそれを許容しなかった。ハルヒの横行に自分で選んでついてきたのだ。
つまりはそれが答えなんじゃないか?
そして、決定打だったのは、あの閉鎖空間に閉じ込められたときだ。
アレが答えだ。
結局のところ、白雪姫に頼るしかないらしい。自嘲した俺を、ハルヒが不思議そうに見る。
俺は、不安気な顔のままのハルヒを抱き寄せそして―――


558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:06:38.43 ID:sHHeMjmV0
これで何がどう変わったのか、俺には全くわからない。確認のしようがないからだ。
だが、全ての結果はお互いが顔を離した瞬間に起こる。
「やあ。すみませんね、遅れてしまいまして」
部室のドアを開けて入ってきたのは古泉だった。


560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:10:34.99 ID:sHHeMjmV0
どうやら成功らしいと悟った俺はしかしまだこの古泉が俺の知る古泉でない可能性を否定していなかった。
「少し呼び出しを受けていたもので」
「古泉君…よね。消えたんじゃないの…?」
ハルヒがキョトンとしながらそう言う。
「消えた?僕がですか?よしてくださいよ、僕はまだ十代の内に人生をあきらめたくはありません」
「…へ?」
と声を上げたのは、俺とハルヒの二人で、古泉はにやけ顔のまま部室に入り、所定の席についた。
どうなっていやがる。


561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:14:32.08 ID:sHHeMjmV0
事態を把握できていない俺とハルヒをよそに、二人目の来訪者が部室のドアを開けた。
「ごめんなさい。遅れてしまいました」
朝比奈みくるさんその人である。
いつぞやの時には恐ろしく取り乱していたこの方が驚くほど平然としている事に俺は驚愕していたが、
やはりこの方が俺の知る朝比奈さんでない可能性は否定できない。
「鶴屋さんに用事が入っちゃって、掃除当番を変わってほしいって頼まれちゃって」
「あ…朝比奈さん。ですね。えーと…」
「どうしたんですか?」
「いや…なんでもないです」
駄目だ。全くもって頭が働かない。回ってないぞ、おい。


562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:19:00.48 ID:sHHeMjmV0
最後の入室者は朝比奈さんがお茶を淹れ始めた直後に現れた。
「…掃除当番」
そういってさっさと自分の席についた長門は、いつも通りに本を読み始めた。
どうなってるんだ。これは。本当に元通りになったのか、はたまた俺の夢か妄想か。
「キョンー…」
瞬間、俺は戦慄した。
「どうなってんのよ!みんなちゃんといるじゃない!」
「いや、違う!本当にパッとだな、」
「言い訳すんな!信じちゃったじゃない!」
「違う!だから本当にみんなが!」
と、俺が本気で説明を始めようとした時。
「あー、二年六組、涼宮ハルヒー、涼宮ハルヒ。至急職員室へ」
という岡部の呼び出しがかかった。


563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[このレスはデキが微妙] 投稿日:2008/05/10(土) 16:23:44.11 ID:sHHeMjmV0
「それで、これはどういう事なんだ」
言いながら俺は自分の席に座った。
「現実ですよ。いやはや、助かりました」
古泉のにやけ顔がやたらと憎たらしいが、今だけは酷く大切にしたい気分なので殴らないでおく。
「それよりも、そちらに気を配った方が良いかと」
古泉が向けた目線の先には朝比奈さんがいて、消える直前に浮かべていた泣き顔よりも数倍大変な事になった顔をしていた。
「キョン君ー」
涙を流しながら朝比奈さんは俺にしがみついてきた。
「よかったです…本当に…」


564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:30:37.49 ID:sHHeMjmV0
「僕はまたあなたに感謝しなければならないようです」
いやなら感謝なぞせんでいい。
「いえ、あなたが嫌がってもさせてもらいます。助かりました」
甲斐甲斐しくも頭を下げる古泉は、どうやらなかなか本気らしい。
「で、お前らは本当に消える直前にここにいたお前らなんだな」
「はい。そうです」
えらく即答しやがるな、こいつ。
「僕らは確かにごく短い時間でしたがこの世界から消えていました。長門さんの力によってね」
「は…?」
えらく素っ頓狂な声を出したのだろう。古泉が驚いていやがる。


565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:38:32.40 ID:sHHeMjmV0
「聞けばあなたはまだ涼宮さんとキスもしてなかったんだとか。あ、いえ、告白時のあれはノーカウントです」
なんで知ってるんだ、お前は。
「長門さん経由です」
「…ピース」
Vサインなんかしなくても良いんだよ。だいたい、知ってても喋るな。
「いろいろと事情は知っていましてね。効率よくお二人にキスをさせるためにはそうするしかなかった、というわけです」
「キョン君と涼宮さんが今ここでこうなっておかないと後で大変なんです」
古泉に続いて朝比奈さんもそう言った。
ということはだ。先ほど涙を流していたのは、俺が世界を元通りにしたからではなく、ハルヒとキスしたからなのか。
「そんなわけで、僕らははじめからどうにもなっていないのですよ」


566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:41:56.20 ID:sHHeMjmV0
「つーことはなんだ。俺はお前ら三人にはめられたのか」
「心外な言い方ですね。僕らは規定事項に従ったまでです」
その規定事項を決めたのはどこのどいつだ。そんなもんかき消してやる。
「だ、駄目ですよ?。そんな事したら未来が…」
「大丈夫ですよ。ハルヒと二人になればたぶんやってますから」
うまくいく自信は無い。だが、絶対に一回はやっていたはずだ。
と思うことにする。


568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:46:13.32 ID:sHHeMjmV0
「キョン!」
がちゃりとドアを開けてハルヒが帰ってきた。
「さぁ、聞かせてもらおうかしら。どうしてあんな嘘をついたのか!」
「ま、まぁ落ち着けハルヒ」
言いながらちらりと古泉たちを見たが、肩を竦めたり、お茶を淹れたり、読書したりと非協力的な連中だった。
もとはといえばお前らのせいだろう。
「事としだいによっちゃぁ私刑だからね!」
リンチか。それは避けたい。
そんなわけで俺は、古泉たちの目論見と、若干ではあるが俺の考えを織り交ぜて、こう答えた。
「まぁ、キスできたんだからよかったじゃないか」
ハルヒの顔が真っ赤になり、同時に俺の顔がひきつったのは、言うまでもない。






571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:53:11.96 ID:1w+EBd2/0
おつかーれい!


573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 16:56:26.00 ID:0nA2XYo50
>>570
乙乙。
いいなぁ、ハルヒかわいいなぁww



608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 18:52:56.53 ID:sHHeMjmV0
ハルヒが俺に告白したのがもう一ヶ月前で、
古泉、長門、朝比奈さんに計らいによって、めでたく三度目のキスをハルヒと交わしたのが二週間前。
現在俺はちょっとした懸案事項を抱えていた。
事の発端は数日前、衣替えをしたハルヒを見て心を潤していたときのことである。

(OP挿入)


610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 19:03:06.04 ID:sHHeMjmV0
HR前の暇な時間を使ってハルヒといちゃいちゃとしていると、教室の扉が開き、
多少はだけた鶴屋さんがやってきた。
「ちょいと二人ともっ!ついてきておくれっ!」
そう鶴屋さんに言われて教室を出た俺たちは、後方から凄まじい勢いでやってくる長門に気がつかなかった
「うわっ!?長門か?」
と問いかける俺の声など聞く暇もなく、長門は走り去ってしまった。
「どうしたのかしら有希。ねぇ、何か知らない?鶴屋さ…あれ?」
ハルヒの奇妙な声に振り返ると、そこにいたはずの鶴屋さんがいなかった。


613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 19:15:21.58 ID:sHHeMjmV0
ここからはあくまでもナレーターとしてであり、俺自身が見たわけではないことを最初に断っておこう。
「…さあ」
何がさあなのかは全く分からないが、長門がほんのり上気し息遣いが荒いことだけはわかる。
鶴屋さんはその長門に若干の怯えを見せているようだが、息遣いの荒い無表情が近づいてきたらそりゃ怖いだろう。
「ま、まぁまぁゆっきー、落ち着こうっ?」
「それはできない…そろそろ、許容範囲を超える」
長門は鶴屋さんの胸元に手を這わせ始めた。
「性欲を………持て余す」


630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 20:20:58.65 ID:sHHeMjmV0
長門が鶴屋さんの手を取って、それを……ってそれは危ないだろ!
ええい、言いたくはないが言うしかないか。
長門は鶴屋さんの手を
「情報操作」

以下ノイズ


632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 20:21:49.24 ID:1w+EBd2/0
そんな殺生なwwww


634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 20:29:26.76 ID:sHHeMjmV0
「あ、いた!」
ハルヒが指差して見た先にいるのは、あられもない姿になって倒れる鶴屋さんと、悠然と立ちつくす長門だった。
あられもないというか…これは明らかに事後だ。俺だって…いや、なんでもない。
「おい長門、お前何を…!」
していると続けようとした俺の台詞は止まらずにはいられらなかった。
倒れ付す鶴屋さんは力なく顔をあげ微笑んだ。
「や、やあ、キョン君にハルにゃん…」
が、すぐにパタリと倒れてしまたった。いかん。長門がいろいろとやばい方向にいきつつある。
そして、長門がこちらを向いたときに、俺とハルヒは驚愕する事になる。


641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 20:56:12.77 ID:sHHeMjmV0
長門の右手がどろりとした何か怪しい液体で濡れていた。
「…長門。鶴屋さんに何を」
「性的欲求を満たした」
「は?」
俺は我が耳を疑った。長門が性的欲求だって?
インターフェースとして作られた長門が欲求を持つのかどうか激しく疑問だが、長門が言うのならおそらくそうなのだろう。
「ハルヒ。鶴屋さんを頼む。俺は長門をなんとかする」
「わ、分かったわ」
俺はネクタイを外してYシャツを脱ぎ、ハルヒに渡し、長門に向き合った。


645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:03:19.84 ID:sHHeMjmV0
「長門。鶴屋さんがお前を想うのも、お前が鶴屋さんを想うのもそれは自由だがな。
 こういう場所ではまずいだろ」
「問題ない。事が終われば何も無かった事にする予定だった」
そういうわけじゃなくてだな。まぁいい。今はそれよりも聞かねばならん事がある。
「長門。お前、鶴屋さんに何をした?」
「ナニ」
「いや、そうじゃなくてだな」


650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:13:19.41 ID:sHHeMjmV0
「まだこの肉体の性的欲求は満たされない」
「…すまん、なんだって?」
「性的欲求。私は、あなたとセック」
「まぁ、待て長門。落ち着くんだ」
おかしい。どう考えてもおかしい。なんだ、何がどうなってやがる。
いや待てよ。これはもしやいつぞやのバグと同じなのではないか?
確かハルヒと古泉が坂下の私立高に通い、朝比奈さんはただの上級生で、長門は無口な文芸部員だった。
そうだ。あの十二月に起きた事を思い出せ。
今からあの時に戻るのか?いや、そんな事はできない。
ではどうする?こいつは今なんと言った?
俺となんだって?
このままではまた長門が世界を作り変えてしまうかもしれん。
だがどうする。俺が独り身ならば考えたかもしれないこの選択。
いまや俺はハルヒの彼氏。ハルヒいわくだんな様だ。もはや据え膳すら食うことなどできそうにない。


657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:22:21.59 ID:sHHeMjmV0
「キョン!鶴屋さん、ちょっと疲労してるみたい。でも、なんともないわ」
「そうか。ならよかった」
本当はそうでもないが。
「それで、有希は?」
「それがな…」
と長門を振り返る。
少しばかり上気して赤くなった顔と伸びきった首。少し開いた口が何とも…。
じゃなくてだな。どうやら長門は本気で欲求不満らしい。そして、その矛先はどういうわけか俺にきているわけだ。
「もう一度言う」
いかん!
「私はあなたと――」
本来ならここで放送規制用語が入るのだが、それをさせては自由すぎるため朝比奈さん(大)の登場である。

「禁則事項です」


660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:36:01.94 ID:sHHeMjmV0
「ゆ、ゆゆゆ有希!?何言ってんの!?」
そうだよな、普通そうなるよな。ならなかった俺は案外変なのかもしれない。
「キョンはね、私のものなの!他の誰にも譲らないわ!」
気持ちは嬉しいがな、ハルヒ。怒るポイントはそこじゃないと思うぞ。
しかしどうして俺なのだろう?
鶴屋さんが女である以上、お互い受ける側であり、まぁ、長門ならその辺りの情報操作もできるのだろうが、
パッと見ではそのような雰囲気など見受けられない。
では何をどうしたら鶴屋さんはあんな状態になるのだろうか?
おそらく…おそらくだが、手ではないだろうか。
そう考えれば長門の手がどろりとした液体で汚れている理由も納得できる。


663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:41:20.02 ID:sHHeMjmV0
「現在あなた方が性的に関係を持っているかは定かではない」
なんて事を言いやがる。答えられるわけがないだろう。
「や、」
や?おいハルヒ、何を…。
「やったわよ!」
おい!ハルヒこら!何を暴露ってるんだ!そういうのはもっとこう人には言わずにだなぁおい。
ハルヒの顔が赤くてかつ若干恥ずかしそうにしている姿は尋常じゃないほど可愛かったのだが、
現在注視すべきはそこではないのだ。
「なら、一度」
「駄目よ!そういうのは駄目!有希も女の子なんだからちゃんと好きな人とやんなさい!」
おいハルヒ。なんか親みたいだぞ。
しかし、この時の俺たちはあまりにも異常な事態のため、HRを受けずに飛び出したっきりだという事を忘れていたのだった。


665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:47:02.82 ID:sHHeMjmV0
だが、今そんな事を思い出したところで俺たちがこの場を動けるわけもない。
まず長門をなんとかしなければ、HRも何もあったものではないのだ。
「とにかく!キョンは駄目!」
「だがな、ハルヒ。気もちはありがたいが、長門がこのままというのもいただけないだろう」
長門は先ほどから、ストレンジカインドオブなんとやらのヒロインのようになっていた。
困ったように下がった眉。上気した頬。俺を見上げる上目遣いと半開きの口。
そして、何かを我慢するようにスカートを裾を硬く握り締めたまま、長門は言った。
「…だめ?」


666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 21:48:24.43 ID:X7Q3wH+u0
この長門は可愛すぎる


671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:00:41.50 ID:sHHeMjmV0
「そ、それは反則よ!有希!卑怯よ!」
「…確かに」
「ちょっとキョン何言ってんの!」
いかん。これが絵にでもなったら何人がため息をつくだろうか。今の時点でいささかやばい。
と、その時チャイムが鳴り響いた。HRが終わったらしい。
「なんと!?」
「ど、どうしたのよキョン!」
「まずいぞ。HRが終わっちまった。このままじゃ谷口あたりが探しにくるかもしれん」
「な、なんですって!?」
「ひとまず逃げるぞ。部室までいけば大丈夫だ」
そして、俺たち三人は走り出した。


673 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:11:40.26 ID:sHHeMjmV0
その頃。ああ、再びナレーター役だ。全く、面倒くさい。
改めてその頃。鶴屋さんが保健室に運び込まれたと聞いた朝比奈さんは、大急ぎで保健室へと向かっていた。
「あ、あの、鶴屋さんが来ているって聞いて…」
肩で息をしながら保健室に飛び込んだ朝比奈さんは、保健の先生に誘導され鶴屋さんの眠るベッドへと向かった。
「ちょっと疲労してるだけね。休めばすぐによくなるわ。元々体力のある子だからね」
そう説明されて肩の力を抜いた朝比奈さんは一時限目を保健室にいてもいいか問いかけ、許可をいただいた。
ベッド脇の椅子に腰掛けた朝比奈さんは、鶴屋さんの髪を撫で、こう言った。
「…かわいそうに。長門さん」


676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:20:51.95 ID:sHHeMjmV0
再びカメラは俺たちの元へだ。
部室まで逃げてきた俺たち三人は、それぞれ椅子に座って黙り込んでいた。
どうする。女である長門を満足させるにはそれらしい物品か俺が犠牲にならねばならない。
だが、そんな事をすれば、ハルヒは世界を変える前に泣き出してしまうかもしれない。
「ねえ、どうしてもキョンじゃなきゃだめなの?」
ハルヒがそう問いかける。
「だめ」
と、しかし長門は即答でもって切り返す。何度かこの動作を繰り返し、二人とも黙り込んでしまった。
しかし、次の瞬間、聞きなれたはず金属の音が俺とハルヒには福音に聞こえていた。
「やはり、ここでしたか」
俺はおそらくこの高校生活の中でこの古泉一樹という男にここまで感謝することはもう二度とないだろう。


677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:23:36.19 ID:+jb+GDCcO
我等が古泉がきたー!


681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:31:01.09 ID:sHHeMjmV0

「あなたのお友達…えーと。谷口君でしたか?彼に頼まれましてね」
谷口ナイスだ。あの場所じゃまずいが、部室内かつSOS団以外の誰もいないという絶好のタイミングだ。
俺が駄目となれば、残るは古泉、お前だけだ。文化祭の演劇で観客の女子連中を魅了したそのスマイルでなんとかしてくれ。
「何があったのか、ご説明願いますが…」
「できるだけ短絡的かつ分かりやすく話そう。だが、わからなかったら聞き返してくれ」
「わかりました」


683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:45:51.17 ID:sHHeMjmV0
古泉に説明を終えたとき、古泉は心底信じていないような顔つきだった。
だが、長門の姿と、俺とハルヒのマジさ加減からどうやら本当らしいと納得してくれた。
「だとしても、僕で代役がつとまるでしょうか?」
「代役?違う。お前が主役なんだ」
「いいえ。こちらの主観はそうでも、長門さんの主観では主役はあなたです」
わかってはいたが、やはりそうなのだろうか。
「じゃあ…本当にキョンがやらなきゃ…」
ハルヒはもはや絶望寸前である。古泉は真面目に考えているような雰囲気を出しつつも、いまいち信用にかける。
ともかく、俺が出るしかないのか。


686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:53:07.52 ID:sHHeMjmV0
「なぁ長門。どうしても俺じゃなきゃ駄目なのか」
「駄目」
「どうしてだ」
「…」
ついと黙り込む長門。
少しの間をおいて、長門は言った。
「…私も、あなたと同じ」


687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:56:01.45 ID:sHHeMjmV0
あなたとは俺のことではなく、無論古泉であるはずもなく、指差された相手はハルヒだった。
「あたし?あたしと同じって…何が…あっ」
ハルヒは何かに感づいたらしい。
「もしや…」
古泉まで呟き始めた。どうやらコイツも分かっているらしいな。
ということは、分かっていないのは俺だけらしい。


688 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 22:59:31.36 ID:sHHeMjmV0
「分かった」
と、ハルヒが言った。いや待て。分かったって、もしや?
「…キョンとやらせてあげる」
おいおいおいおい、冗談だよな?
「ただし!一回だけよ!それ以上やったら有希でも許さないんだから!」
と、ハルヒが叫んだ瞬間、部室の扉がバカデカイ音を響かせて開いた。
「ちょおっとまったぁ!」
聞き覚えのある声に振り返れば、そこには朝比奈さんに支えられた鶴屋さんが立っていた。


690 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:03:17.71 ID:+jb+GDCcO
朝比奈さんもきたー!


692 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:08:17.17 ID:sHHeMjmV0
「駄目だよーゆっきー。人の彼氏さんに手ぇ出しちゃぁー」
ゆらゆらと長門に近寄っていく鶴屋さんは、どうやら腰に力が入らないらしい。
「…大丈夫?」
長門がそれを聞いて良い立場でないことは一目瞭然である。
しかし、ようやくたどり着いた鶴屋さんを抱きとめた長門は、いつも通りの長門に見えた。
ああ、よかった。俺はどうやら何もしなくてすむらしい。
「…おいとましましょうか」
という古泉の声に従うように、長門以外のSOS団は部室を後にした。
ガタガタと物音はするものの、声が聞こえないあたり、長門が情報操作でもしているんだろう。
とにかく、丸く収まったみたいでよかったよ。


694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:15:11.49 ID:sHHeMjmV0
その後の話になる。
鶴屋さんの努力のおかげか、長門はどうやら元に戻ったらしく、ハルヒに頭を下げていた。
あれから、鶴屋さんが度々休むという話を朝比奈さんにされたが、なんとなく原因が分かってしまうあたり、なんとなく恐ろしいな。
「無意識ながら、今回世界を救ったのは鶴屋さんという事になりましたね」
とは古泉の台詞であるが、さて、本当に世界は変わっていたんだろうか?
俺には、長門が本気で世界を変えるほど俺とやりたがっていたようには思えない。
いつかハルヒが言っていた「一時の気の迷い」というやつだろう。
まぁ、とにかくだ。
もしまた長門がああなって、スカートの裾を掴みながら迫ってきたのなら…。
俺はハルヒを説得してみようと思っている。







699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/10(土) 23:31:33.54 ID:Ex5bMcE20
乙そして欝




706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:46:06.76 ID:sHHeMjmV0
以下は>>630と>>634の間で行われた濡れ場って奴です


710 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:54:11.27 ID:sHHeMjmV0
長門は鶴屋さんの手を自分の太股に当てた。
「…駄目?」
そう問いかける長門の顔を見て、自身も真っ赤になる鶴屋さんは、まったく無抵抗のまま長門に耳を噛まれていた。
「っあ…ゆ、ゆっきーくすぐったいよっ…んん」
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースの精密さがどれほどのものか、俺に推し量ることはできないが、
少なくとも一般人が与えることができる快楽をはるかに超えていることだけは理解できるだろう。
長門の唇は耳たぶから徐々に下がっていく。首筋、鎖骨、胸骨と、なぞる様に舌を這わせ、同時に制服を脱がせていく。
「…可愛い」
と長門が呟いたことを、鶴屋さんは知らずにいる。


714 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 00:06:03.29 ID:tv4pK/D/0
結局上着は脱がされ、その制服で両手を縛られた鶴屋さんはもはや身動きが取れず、人形のようになっていた。
「ゆ、ゆっきー、駄目だってっ。さすがに学校はまずいっさ!」
「問題ない。HRのこの時間、ここに人がくる確立は極めて低い」
「そ、そうじゃなく――ひぁっ!?」
この場にいれば俺も鶴屋さんの裏返った声を聞くことができたであろう。
長門は今鶴屋さんの胸にある突起を口に含んでいた。
「んっ、そこ…ダメっ、さ!」
「…弱い?」
「んぅ…そ、そんな事はないよっ。ぜんぜん平気さっ!」
それなら、と長門が鶴屋さんの胸に手をかざしてなにやら唱えた。
その呪文がなんだったのかを鶴屋さんが理解するのは、強烈な刺激と同時だった。


717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 00:11:40.51 ID:tv4pK/D/0
「ぃああぁぁぁぁ!?」
鶴屋さんが絶叫する。しかし、壁にあたってできるはずの反響が聞こえない。
それはおろか、衣擦れと長門の声以外、何も聞こえてはいなかった。
「な、何を…ひあっ!なんで…何もしてないのにっ!」
「性感度を上げた。ざっとみて十倍。だから、触っただけで、」
と、長門が鶴屋さんの突起に触れる。つまんだわけではない。あくまでも触れただけ。
だが。長門が触れた瞬間、鶴屋さんは驚愕と共に快楽の波へと落ちていった。
「すぐに達する。ここだけで、もう限界になるはず」
そう言いながら長門は徐々にいじくる力を強めていく。
その度に鶴屋さんは叫び腰を震わせ、達していく。


721 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 00:21:42.41 ID:tv4pK/D/0
「きつっ…くぅっ…」
呼吸困難に陥るのではないかと疑うほど上半身をひくつかせ、涙と涎で顔を汚している鶴屋さんに、
長門はさらなる追い討ちをかける。
「あっ!?ゆ、ゆっきーそっちはまだ…ひうっ!?」
まるで水の中につけた後の様な下着にどれほどの効果があるのだろうか。
その布ごしに手を触れられ、鶴屋さんの腰は跳ね上がる。
「…ねえ」
と、長門が声をかける。
「ふぇ?」
鶴屋さんの声は既に泣き声だ。まぁ、人外の物体に人外の力で責められれば当然といえる。
そして、長門は予想だにしない言葉を口走る。
「…色っぽい」
鶴屋さんの顔が真っ赤になったのは言わずともわかってくれるだろう。


727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 00:33:38.80 ID:tv4pK/D/0
再び長門が呪文を唱える。
今回の呪文は下着を消すためのもので、それまで自分の肌にくっついていた履き心地の悪い下着が無くなったことは、
鶴屋さんにもすぐに分かった。
実にぼんやりとした表情で、鶴屋さんは長門を呼んだ。
それに答えるように長門の指が鶴屋さんの下腹部を探る。
くすぐったそうにする鶴屋さんだったが、指が下がりその指が何をしようとしているかを悟った。
必死に抵抗する鶴屋さんに長門は戸惑ったが、鶴屋さんは説明してくれた。
「そ、それがっ…は、初めてっ…なんだっ」


729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 00:40:42.95 ID:tv4pK/D/0
「…大丈夫」
長門は三度目の呪文を唱えた。それは早口すぎて鶴屋さんには聞き取れていない。
「…これで、血は出ない」
言った意味が理解できていない鶴屋さんだが、おそらく情報操作で処女膜を一時的に取り外したのだろう。
そして、長門の指が徐々に徐々に入っていく。
「んっ…あっ!…指っ、そんなに長かった…っけ?」
その言葉を聞いてか聞かずか、長門は指を動かし始めた。
ただ前後にではなく、上や下。右、左の壁を押し付けるように、ぐりぐりと。
「はぁ、はぁっ…くっ…はぁぅっ…ゆっきぃ…」
もはや鶴屋さんの思考は停止しているに等しかった。


735 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 00:50:51.23 ID:tv4pK/D/0
しばらくそうやって出したり入れたりを繰り返し、長門の指に白い液体がまとわりつき始めた頃。
四度目の呪文を長門は唱える。
「ひっ!?あぁっ!?やっ!ひぐぅぁぁっ!」
鶴屋さんの腰が連続して跳ね上がり、うまく呼吸することも喋ることも難しくなった。
「あああぁあぁああああぁぁぁっっ!?」
性感度を上げた部分を、毎分数千回レベルで動くようにした腕でいじられた日には、おそらくまともに機能しなくなるはずである。
鶴屋さんは絶叫と絶頂を繰り返し、徐々に自我を保てなくなりつつあった。
絶頂の回数が増えるごとに、潮を噴く回数も増え、長門の手は徐々に白くなっていった。


739 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 01:00:49.20 ID:tv4pK/D/0
長門の腕の動きを完全に目で終えなくなってから、鶴屋さんが絶頂を迎えないことなどなく、
常にイきっぱなしで、いつ壊れてもおかしくは無かった。
壊れないのは、鶴屋さんが屈強なのか、はたまた長門の情報操作か。
ともかく、鶴屋さんがキャラ崩壊を起こしていることだけはかわらないらしい。
赤く腫れ上がったクリトリスは今にも破けて血が出んばかりにビクビクと痙攣し、まるで男性生殖器のようだった。
ただ、鶴屋さんが幸運だったのは、長門がそのクリトリスに触れなかったことだろう。
長門は、自分nスカートの裾を持ち、そのまま持ち上げて内側を鶴屋さんに見せた。
瞬間、鶴屋さんの顔がこわばったことを俺は見逃してなどいない。


742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 01:06:11.27 ID:tv4pK/D/0
長門がスカートをたくし上げて鶴屋さんに見せたものは、
「そ、それって…男の人の…」
男性生殖器である。
恐ろしく屈強に反りたったそれは、まさに壁とも言えた。しかも、普通よりもサイズが大きい。
鶴屋さんはこれから起こり得る事態を想像して興奮し、同時に恐怖した。
「こんなのが…」
呆然とする鶴屋さんをよそ目に、長門はそれをいざ入れようと腰をおとし押しあてる。
何度も言うようだが、俺はあくまでもナレーターであり実在のキョンとはなんの関係もないことを主張する。


744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/11(日) 01:09:37.66 ID:tv4pK/D/0
頭が入ろうか入るまいかというときだった。
「有希ー?どこー?」
ハルヒと俺である。
これにより、早急に体にまとわりついた汗を消し、下着をはかせ処女膜をもとにもどし、横たわらせた。
「あ、いた!」
そして、>>634へとつながっていくのである。


オマケ終

 
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コメント
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おかわり
2008/05/12(月) 15:53 | URL | 語る程の名前はない #-[ 編集]
パクリじゃねえかこれ
2008/05/16(金) 10:04 | URL | VIPPERな名無しさん #-[ 編集]
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